2017年度入学宣誓式が挙行されました

4月6日(木)の10時に、2017年度大阪工業大学入学宣誓式が総合体育館にて挙行されました。電子情報通信工学科に入 学した学生は123名、大学院電気電子工学専攻に入学した学生は17名でした。入学宣誓式の後、保護者の方々を対象とした学科説明会と研究室見学が行われました。電子クラブは、入学した皆さんをこれから支援してゆきます。

2017年度入学宣誓式

2016年度学位記授与式が挙行されました

3月18日,2016年度学位記授与式が挙行されました.電子情報通信工学科からは106名,大学院大学院電気電子工学専攻から20名が卒業・修了しました.心よりお祝い申し上げます.

式典後に開かれた卒業レセプションでは電子クラブを代表して溝上会長がご臨席賜り,お祝いのお言葉を頂戴しました.卒業研究審査会で優秀な成績を収めた学生に対して表彰していただき,電子クラブから図書カードが贈呈されました.また,4年間の学業成績で首席であった学生に対しても表彰していただき,「堀内賞」として金一封が贈呈されました.表彰された皆様,おめでとうございます.今後の益々のご活躍を期待しております.

2016年度学位記授与式1 2016年度学位記授与式2

2016年度ED専攻修士論文発表会の実施について

2016年度修士論文発表会が下記の通り実施されます。

日時:2017年2月14日(火)9:30~17:00

プレゼンテーション: 9:30~12:05、13:00~15:50

121教室 Aグループ 光・エレクトロニクス分野

131教室 Bグループ エネルギー・機器及び光・エレクトロニクス分野

132教室 Cグループ 情報・通信及びシステム分野

*発表時間20分(発表12分、質疑応答8分)

表彰式: 16時30分(予定)~,場所:121教室

プログラム.pdf

2016年度卒業研究審査会の実施について

2016年度卒業研究審査会が下記の通り実施されます。

2月9日(木)552教室、13:30~17:10
半導体デバイス研究室、LSIナノテクノロジー研究室、新機能デバイス研究室

2月9日(木)641教室、13:20~
知的信号処理研究室、制御工学研究室、シミュレーション研究室

2月9日(木)121教室、13:00~16:00
材料プロセス研究室、光エレクトロニクス研究室、レーザー研究室
備考:外部機関との共同開発および秘密保持契約等の関係で外部非公開

2月10日(金)551教室、13:00~
ディジタル移動通信研究室、知的ネットワーク研究室、波動情報システム研究室

2月10日(金)552教室、13:00~
コンピュータ科学研究室、マルチメディア情報研究室

H7年 (1995年)卒のOB短信

梅田裕香さん

私は高校生の時、超電導に興味を持ち、リニアモーターカーに憧れて大阪工業大学電子工学科へ進学しました。元々理系でしたし、女性が少ない等の不安や不便さも全く気にしていませんでした。しかし女子トイレが各棟に1つしかない。購買部では男性のものしか売っていない。など予想外の面白さでした。移動するときはまずトイレの場所を気にして覚えておく、など今思い出したら笑ってしまいます。

電子工学実験ではレポートの担当になると、図書館で関わったこともないようなジャンルの本を探して読み漁ったり、またそれなりに理解できていけたり。学校生活では周りの人と話してなんとなく友達になっていけたり、いろんな物事に接することで大変勉強になりました。卒業研究では3次元CGの作成を行い、研究室では失敗と成功の繰り返しで、粘り強さと根性をみっちり叩き込まれました。

卒業後、入学時の思いとは全く異なる業種へ就職しました。Oracleのオープン系システムの開発で、技術的にも人間的にも鍛えられました。PL/SQL、Dveloper2000を使える技術者は少なく、リリース後の不具合対応のプロジェクトに参画することが多かったです。学生時代に鍛えられた根性で、一人で夜間バッチの監視、納期間近の徹夜、上へのスケジュール見直し提案なども行いました。なんといっても「大阪工業大学」という看板が大きな力になりました。所詮女性という見方が多いので、実績、知名度を上げてもなかなか耳を傾けてはもらえません。「え、大工大ですか?」という言葉を何度も聞きました。どうしても見た目だけでは技術力が分からないし、現場で泣く、投げ出す人を私も見てきましたから仕方ありません。

現在は主婦です。3年ほど前に退職しました。会社からは家庭との両立を望まれましたが、仕事をセーブして続けるということに納得がいかず、退職することにしました。自分の中で完全にやりきった気持ちなので悔いは全くありません。今までとは違う生活を送るうちに、仕事は完全に過去のものになりました。

年齢を重ねても未経験なことは数多くあります。いい機会だから主婦でしかできないことをしています。自治会の役員をしたり、PTAの学級委員長をしてみたり。パワーポイントでスライドを作るのも、仕事でパソコンを使っていたので何となく作れますが、「何でできるの?」が普通の感覚のようです。周りの人との会話で、少し自分が違う世界にいたんだなと感じることが多いです。仕事は在宅で中学生の模擬テストの採点をしています。端末上で行うのでペーパーレスです。これもまた楽しいです。

今の一番の楽しみはパピーウォーカーです。盲導犬の子供を預かって育てています。以前は興味もなかったことに今は興味をもっている。不思議な自分がいます。今までの経験が無駄になることは一つもありません。私は大阪工業大学で勉強して本当によかったです。こうして大学とまたつながることができて大変うれしく思っています。

第8回(梅田キャンパスにロボティクス&デザイン工学部が設立)

新学部では、技術とデザインを融合した新しい学びによるイノベーション人材育成が行われます。企業の開発現場と同様に、多様な人がアイデアと技術を持ち寄り、新しい研究開発の実現を目指しています。新学部に設置される3学科の詳細は以下の通りです。

ロボット工学科
超高齢社会の中で、今後ロボットの活躍は産業分野にとどまらず、生活支援・医療分野に拡大します。このような世の中の流れを受けて、人にやさしいロボットを開発できる人材を育成します。機械工学と電気・電子工学を融合させたメカトロニクスをベースに、チームでのものづくりを通して、人の暮らしに役立つロボットの設計・開発ができるエンジニアを育てます。

システムデザイン工学科
ユーザに寄り添い、人とロボットをつなぐ統合的なシステムがデザインできる人材を育成します。電気・電子工学、機械工学、情報工学を基盤に、「デザイン思考」を演習や実験を通じて深く修得。その上で、ウエアラブル機器や生活アシスト機器などのイノベーションをめざした研究を行います。

空間デザイン学科
テクノロジーと文化の両面から、建築・インテリア・プロダクトの各分野における新たなデザインを提案、創出できる人材を育成します。工学技術とデザインの基礎的能力を育む徹底したものづくり教育と、企業や地域と連携してリアルな課題に取り組む実践的デザイントレーニングを特徴とした教育・研究を行います。

H19年 (2007年)卒のOB短信

橋本貴史(Takahito Hashimoto)

ローム株式会社 http://www.rohm.co.jp/web/japan/
LSI生産本部 生産担当 LSI製造部
LSI技術担当 立体加工 プロセス課 薄膜グループ

2007年 工学部電子情報通信工学科卒業
2009年 工学研究科電子電気工学専攻博士前期課程 修了

≪ハードウエアづくりを学ぶために大阪工業大学へ≫

私は、カスタム LSI 大手のローム株式会社で、LSI のIT産業技術の開発を担当しています。「ローム株式会社」の製品としての名前はあまり知られていませんが、JR 京都駅の照明や新型プリウスをはじめ、多くの製品にはロームの電子部品が使われています。ご利用されるお客様の顔が見えるのは製造業の面白さであり、やりがいを感じています。

≪講義で興昧を持ち半導体の世界へ≫

私が大阪工業大学への進学を決めたのは、コンピュータのハードウエアを専門に研究されている先生のもとで、その技術を学びたいと思ったからです。しかし、小池一歩先生の「基礎電子回路」の講義で、半導体の最新技術について教わったことをきっかけに半導体に興味を持つようになりました。特に透明な半導体に関する話は印象的で、授業後は先生の研究室にお邪魔して、半導体について教えていただくようになりました。卒業研究では小池先生の「新機能デバイス研突室」に所属し、半導体による電子部品「透明トランジスタ」の研究に没頭しました。完成品は非常に性能が高く、当時、世界トップクラスの性能を記録しました。このような成果を挙げられたことはとてもうれしく、学生時代の思い出に残る研究となりまし
た。

≪材料を選び、より安価な青色 LED の開発に着手≫

大学院では、ナノ材料マイクロデハイス研究センター(ナノ材研)に入り、さまざまな経験をしました。私がナノ材研に入った頃は、大阪工業大学が「ハイテク・リサーチ・センター」という国のプロジェクトに選定され、センターを一新するタイミングでした。どのような装置を新設するかはセンター内の各グループに任されていたので、私は X線で材料を測定する装置を設置し、ほかの研究室の学生が持ち込む電気・電子サンプルの測定をしながら測定技術を磨きました。また、機械工学科の上辻靖智先生の研究にも携わり、著名な先生方が出席される学会で発表する機会も多くいただきました。そんな多忙な研究生活の中で私がメインに取り組んだのは、青色発光ダイオード(LED) をつくる研究です。現在、世の中で使われている青色 LED より安価につくるために、酸化亜鉛を材料に研究をス
タートしました。この研究は、当時大阪工業大学では始まったばかりだったので、一から取り組むことが面白く、やりがいを感じました。毎日朝から深夜まで研究を続けていましたが、青色 LEDを発光させる段階までは到達できませんでした。しかし、研究成果をまとめ大学院の修士学位論文発表会では論文賞をいただき、苦労が報われました。

≪自由化研究に打ち込んだ大学院時代の経験を生かす≫

大学院修了後、ローム株式会社を就職先に決めたのは、先輩方から「入社1年目からいろいろな仕事を任せてもらえる」と聞き、魅力を感じたからです。実際、私も1年目から自分で計画を立て、開発に取り組みました。LSI製造の効率化を考えた時は、これまで使用していた国産材料を見直し、国外産材料が適用できるかどうかを評価し、大幅なコストダウンに成功しました。このような仕事を最初から戸惑うことなくこなすことができたのは、ナノ材研で計画を立てて結果を解析・評価し、先生に報告するという、会社と同じ流れで研究をしていたからだと感じています。社会に出て改めて思うのは、大阪工業大学では、社会で通用する力を知らず知らずのうちに身に付けることができ、また、他大学出身者の話を聞くと、大阪工業大学ほど研究環境に恵まれた大学はないと実感します。大学院では、自分で実験テーマを立案し、材料を買って装置をつくったこともあります。失敗することも多くありましたが、そんな環境だったからこそ、意欲を絶やすことなく研究に打ち込めたのだと思います。

(2016.9.8作成)