H10年(1998年)卒のOB短信

電子クラブのOBと先生と力を合わせて取り組んだトランジスタ技術の記事

平成10年に大阪工業大学、電子工学科(当時)を卒業し電子クラブで副会長の役職をさせていただいております吉田誠と申します。
本年トランジスタ技術という雑誌の2026年4月号への原稿が掲載されました。
この記事は電子情報システム工学科の小池一歩先生、そして大阪工業大学の名誉教授であられる矢野満明先生にお力をお借りして、「半導体の動作を手に取るようにイメージできるように」をテーマに記事として仕上げました。そのお話をここで紹介させていただきたいと思います。

〇雑誌トランジスタ技術とは
トランジスタ技術という雑誌は電子クラブのメンバーの方であれば、大学や企業、図書館などで見かけられて、もしかするとご存じかもしれません。トランジスタ技術誌は東京オリンピックの開催された年の1964年10月に創刊され、現在まで多くの技術者などに読まれている技術雑誌で、アナログ電子回路、デジタル電子回路、制御工学、マイコン、半導体デバイスの応用技術など、特に実践的な技術の解説がされている月刊誌です。
特徴的なのは、特集記事と連載記事でその中身が別冊の本としてのちに出版されるなど内容も基礎から応用までとても質の高い記事が掲載されていることです。名を連ねている筆者の方々も日本のトップエンジニアもたくさんおられます。

〇若手エンジニアに向けた企画
恐縮にも出版社の方からこの本に記事を掲載していただけるとのことでお声をかけていただき、特に今回は4月号で、大学や高専などを卒業しエンジニアとして社会で活躍する若いエンジニア向けの特集への掲載として、半導体の動きを回路の動きとシンクロしながらイメージできるような企画にしたいといった内容のご依頼でした。
半導体というと、私には矢野先生や小池先生のイメージが強かったのですが、実は昔にトランジスタのVbeベース・エミッタ間電圧と、コレクタ電流Icの関係について、バンド図を使って理解したいと思い、矢野先生と小池先生に質問をメールしたことがありましたが、題材としては若いエンジニアにはこの内容がぴったりと思いつきました。また矢野先生は「増補改訂版 図説 電子デバイス(産業図書)」の著者の一人でもあり、この本は大学時代に吹き出し付きのわかりやすい解説でとてもお世話になった私にとってのなくてはならない一書でした。

〇学生時代のように矢野先生小池先生にお力をお借りする
ところで、トランジスタ技術は老舗の本であり、筆者だけでなく読者の方も一流の方が多くすこしでも間違ったことを書くわけにはいきませんし、そのように厳しい目で執筆していく必要があります。
前述の私が質問した半導体の基礎の内容は、確かにぴったりでしたが、私はアナログ電子回路設計ではいくつか記事を執筆したことがあるものの、半導体につてはまだまだ知識が浅いです。とはいえこの内容は初学者がいちどは理解したいと思えるような内容になるはずと確信していました。
そこで題材として前述の数年前に矢野先生に教えていただいたトランジスタの電流についての内容を基礎とし、矢野先生の著書や半導体の有名な文献を慎重に確認し照らし合わせながら、バンド図を使用した動作解説を書き、その内容をプロの矢野先生、小池先生に目を通して確認していただけないかお願いすることにしました。
小池先生、矢野先生のどちらもお忙しい中にもかかわらず、快く引き受けてくださり、原稿をレポートのように先生に報告・修正を続ける、学生生活の再現?が始まりました。
途中の添削は本当に学生時代を思い出すような厳粛な添削をいただくこともでき、心が引き締まる思いでした。
読者目線からはわかりやすい図にしつつ、正確性は保つというなかなかの難題でしたが、このような先生方の底力により何とか形にすることができました。

〇原稿提出と校正
そのようにして原稿がようやく完成し、出版社に原稿送付しました。
出版社に提出する原稿は本文と図ですが、原稿を提出すると、実はそこからが作業の中盤であり、ここからは編集者とより読者が理解しやすいようにするめの挿絵の修正や、本文の問い合わせ、細かい修正が始まります。
また、読者にイメージしやすいように幾度か追加の絵も必要になり原画を書いたり、コラムという関連した別記事の依頼に対して、追加で本文を書いたりと、しばらくは、日々これに追われる日が続きました。
この間も小池先生が出張中にもかかわらず、追加で質問をしたり、矢野先生に確認をとったりと、最後まで先生方に大変お世話になりつつ、ついに校了となり、印刷所へのデータ提出が行われました。結果トランジスタ技術2026年4月号として無事書店で発売してもらうことができました。
また、そのことは大学の電子情報システム工学科インスタグラムでも紹介していただきました。

最終原稿の一部は下記URLからご覧いただけます。
https://toragi.cqpub.co.jp/wp-content/uploads/2026-4-p135.pdf

〇電子クラブでの新しい取り組みとして
なお、今回の記事内容については内容的にも矢野先生への謝辞をぜひ記載していただきたいと小池先生と私で話し合い、出版社にお願いし今回の出版には謝辞も入れていただくことができました。
そして気が付けばD科の教員、OB、そして名誉教授の3名で一つの作品を仕上げるという電子クラブとして、おそらくこれまでにないとても貴重な取り組みをさせていただけていることになり、不思議な縁を感じております。
今回の体験をきっかけに、OBと大学、教員、学生との関係も今後はもっと近く、何かのかたちでともにチャレンジしていけるようなそんな関係に発展出来たらと、電子クラブの副会長としてもより一層決意させていただく機会となりました。
結びに、矢野名誉教授と小池先生には貴重な体験の機会をいただきました、本当にありがとうございました。また出版の機会をいただけたトランジスタ技術編集部の方々にも感謝いたします。

参考:
トランジスタ技術2026年4月号 CQ出版社
https://toragi.cqpub.co.jp/wp-content/uploads/2026-4-p135.pdf

トランジスタ技術とは CQ出版社
https://toragi.cqpub.co.jp/tabid/76/Default.html


図説 電子デバイス、菅 博・川畑 敬志・矢野 満明・田中 誠 (産業図書)

松野先生からの母校探訪

2023 年 4 月から電子情報システム工学科に赴任し、超生物ロボティクス研究室を担当しています松野文俊と申します。教員として関西 3 校、関東 2 校の国立大学を経て、初めて私立大学である、本学に参りました。各大学でカラーがあり、それぞれの文化の違いを楽しんでいます。

私は、学生時代に制御理論、特に偏微分方程式系の制御理論と柔軟宇宙構造物の制御に関する研究をしておりました。教員になってからは宇宙ロボットなどに興味を持って、研究領域を広げてきました。大きな転機は、1995 年 1 月 17 日に発生した阪神淡路大震災でした。一緒に研究していた学生さんが住んでした 2 階建てアパートの 2 階部分が 1 階部分を押しつぶす形で倒壊し、1 階に住んでいた彼は亡くなってしまいました。震災直後、私はエンジニアとしても人としても何もできなかった自分の無力さを感じていました。春を迎え、彼のアパートが取り壊され更地になったころから、私にできることはないだろうかと考えることができ始めました。大規模災害による大きな損失、時間、情報、人など様々なリソース不足を工学の力で補完できないか、少しでも人を助けることに貢献できないかと考えるようになました。同じ思いを持っていた人達と、レスキュー工学という新しい研究分野を立ち上げました。

1996 年 4 月に、私は後ろ髪を引かれる思いで関西を去り、関東の大学に異動しました。関東では、阪神淡路大震災に対する感じ方は全く違っており、このギャップを阪神淡路を経験した私達が埋めなければとも思いました。レスキュー工学の重要性を訴えてきましたが、なかなか認められず悔しい思いをしていました。そんな時、ニューヨークの世界貿易センタービルにハイジャックされた旅客機が突っ込むというテロ 9.11 が発生しました。テロ現場の瓦礫の中から、軍用のロボットがご遺体を発見したというニュースが世界中に流れました。ロボットも災害対応に役に立つのだ、と少し認識が変わりました。その後、文部科学省の大都市大震災軽減化プロジェクトやNEDO戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクトなど大型プロジェクトが立ち上がり、災害対応ロボットの研究開発が実施され、私も PI として参画しました。

そんななか、東日本大震災が日本列島を襲いました。災害は 2 度と同じものは起こらないと言われるように、東日本は阪神淡路とは全く様相が異なる大規模災害となりました。地震・津波・原子力発電所事故が複雑に絡み合った複合災害です。発災後 15 年が経過しましたが、その爪痕は依然として残ったままで、特に福島第一原発の事故は廃炉までの長い長い道のりが待っています。2014 年からは、内閣府の ImPACT タフロボットチャレンジプロジェクトなどの大型プロジェクトが再び立ち上がり、私も PI として参画しヘビ型ロボットの研究開発を実施しましたが、災害対応ロボットの社会実装には至っておりません。

私が、本学に赴任したのと同時に、政府は国の特殊法人福島国際研究教育機構(F-REI)を立ち上げました。この機構は、福島をはじめ東北の復興を実現するための夢や希望となるものとするとともに、我が国の科学技術力・産業競争力の強化を牽引し、経済成長や国民生活の向上に貢献する、世界に冠たる「創造的復興の中核拠点」となることを目指しています。私も F-REI のロボット分野の副分野長として、過酷環境ロボティクスという新しい研究分野を掲げて、宇宙や災害現場などの過酷な環境で有効に機能するロボット・ドローンシステムの研究開発を担う組織の立ち上げを行っております。一方、本学でも、過酷環境を対象とした、宇宙ものづくりセンターや災害対応研究センターの設立が予定されており、今後の進展が期待されます。

さて、私の研究室では、「生物から学び生物を超えるロボットを創る」をスローガンに掲げ、宇宙や災害現場などの過酷環境での適用を視野に入れた研究開発を行っています。具体的には、災害現場で情報を収集し軽作業を行うクローラ型陸上ロボット、瓦礫などの狭い空間に入っていくヘビ型ロボット、一台の機能は高くはないが群れとして集まったときに知的な機能を生み出す群ロボット、直感的なロボットの遠隔操作を可能とするユーザーインタフェース等を研究開発しています。2022 年度から 2025 年度まで、国の大型プロジェクト Moonshot の「月面探査/拠点構築のための自己再生型 AI ロボット」の研究課題「モジュラーロボットの設計、動作・機能解析」の PI としてモジュラーロボットの研究開発を実施しました。

最近では、研究室の学生さん(イタリアのトリノ工科大からの 大学院修士2年の留学生2名を含む)で構成されたレスキューロボット開発チーム SHINOBI が、2026 年 7 月に韓国で開催された世界的なロボット競技会の RoboCup2026 世界大会レスキューロボット実機リーグで、世界各国の 22 チームと競い合い、準優勝を果たしました。加えて、Best in mechatronic dexterity および Best in autonomous dexterity を受賞しました。また、我々の研究室の活動内容は、広くマスメディアでも紹介されており、今年だけでも関西テレビ「よ〜いドン!」が研究室を訪れ、私が「となりの人間国宝さん」に認定されました。また、NHK ワールドの「BOSAI:Science that Can Save Your Life」においても、研究室の取り組みが紹介されました。

以上のように、常に社会貢献を考えながら、インパクトのある研究開発を学生さんとともに進めています。詳細は以下の研究室 HP をご覧ください。

大阪工業大学 超生物ロボティクス研究室

2026年度 電子クラブ 役員・幹事

会長S55竹内 壽男校友会幹事、電子情報システム工学科 非常勤講師
副会長H10吉田  誠校友会幹事、電子情報システム工学科 非常勤講師
H03増田 勝人校友会幹事
庶務H07小池 一歩電子情報システム工学科、校友会常任幹事
監査H15中谷 正之
H17近藤 隆路ものづくりセンター
会計谷垣 勇輝電子情報システム工学科
書紀廣芝 伸哉電子情報システム工学科
幹事S62森口  豊学生部、学生課
H06藤村 真生電子情報システム工学科、校友会幹事
H07神村 共住電子情報システム工学科、校友会常任幹事
H10田中 健一
H21井上 尚星摂大(寝屋川)教務部、教務課
H21辻 久美穂
H21天野 武志校友会幹事
H22青木 隆裕
H25大西 建壽
H26福井 千晶校友会幹事
H31池 広大
R03宮田 祈
顧問熊本 和夫電子情報システム工学科長
相談役S38津川 哲雄
S38篠原 寛隆
S40堀内 義章校友会参与
S41久津輪敏郎
H04溝上 哲也校友会幹事、電子情報システム工学科 非常勤講師

2025年度第3回電子クラブ幹事会議事録

日時:2026 年 3 月 27 日 18:30 から 19:40
場所:4号館4階 D 科会議室
出席:竹内、溝上、堀内、増田、中谷、小池、安國、神村、藤村

1.前回の議事録の確認(資料1)
資料に基づき藤村幹事から前回読み上げがあり、承認された。

2.メールニュース 34 号の報告(資料2)
資料に基づき安國幹事から報告があった。

3.2025 年度活動報告
議題に示された活動について神村幹事から報告があった。

4.2025 年度収支決算報告(資料3)
資料に基づき安國幹事から報告、中谷監査から監査報告があり、承認された。

5.卒業生の加入状況と配布物
神村幹事から配布物についての報告があった。
安國幹事から 105 名加入したとの報告があった。

6.2026 年度活動方針(資料4)
資料に基づき竹内会長から説明があり、承認された。

7.2026 年度予算案(資料5)
資料の修正があった。
・年度を 2027 年度から 2026 年度に
・「総会費」を削除
・レセプション代金の備考に「事務費」を追加
安國幹事から説明があり、承認された。

8.2026 年度役員・幹事(案)(資料6)
資料に基づき神村幹事から説明があり、承認された。

9.2026 年度の幹事会等の予定
第1回幹事会 2026 年 5月29日(金)18:30〜
第2回幹事会 2026 年10月 日(金)18:30〜(次回議論)
第3回幹事会 2027 年 3月 日(金)18:30〜(次回議論)

10.その他
メールニュースの母校探訪の執筆は松野先生と谷垣先生にお願いする。OB 短信の候
補者を次回までに考え、次回幹事会で決定する。

S54年(1979年)卒のOB短信

早いもので、大工大を卒業して48年目となり来年の誕生日で古希を迎えます。多くの方々のお父さんや祖父の歳になったと思うと、年月の流れを実感する今日この頃です。

 常翔学園校友会に記載した私の自己紹介をご覧頂いた電子クラブの前会長さんからご依頼を頂き、寄稿させて頂くこととなりました。自己紹介文をそのままでもいいので、との言葉を頂きましたが、いざ筆を進めると学生時代からの様々な事柄が走馬灯のように蘇えり、なかなかまとまりません。徒然なるままに5つのテーマで書いてみることにしました。私の経験談をOB短信としてご紹介させて頂きます。

先ずは、【要約】を示しますので、関心のある部分だけでも読んで頂ければ幸いです。感想やご意見をお聞かせ頂けるようでしたら、末尾に示すメルアドへお寄せください。

新たな出会いをお待ちしております。

【要約】

●1.サイクリング同好会(後に体育系クラブ所属の部となりました)との出会い

大学生活の四分の一は、自転車のサドルの上で過ごし、心身共に人生の肥やしに!

●2.『自分が興味を持ち好きなことをやれ!』という言葉に共感

ものを創ることが大好きで、勉強と感じなかった “物理” (ものの理) との出会い
・第1種ME技術者 認定試験合格 ・国立大学での10年間に渡る非常勤講師

・専門学校で国会資格である臨床工学士向けの講師 ・複数の学会での講演 

●3.指導教官に勧められた企業への入社、そして東京へ

入社3年後に企業内企業へ (当時は週刊誌を賑わした流行語となりました。)

“江戸時代に自動車を売るようなもの!?”

これはプロジェクトXだ!(最大手の製薬会社でのシステム導入とプログラム開発)

京大で出会った海外からのレジデントの言葉 “ You are a magician ! ”

 プログラミング言語はコンピューターへの通訳であり翻訳だ。

●4.大企業の子会社で働いたサラリーマン生活から、リストラに遭遇し独立へ

学系単科大学卒での社長就任数がトップクラスの大工大、その一人に成りました。

経営者(独立するってどういうこと?)

いろんな立場で世の中を見ることができました。

良くも悪くも、何があるか分からないのが人生!?

・海外へのシステムの輸出 ・TV番組出演 

●5.後任者育成のための引継ぎと退任、そして新しい事業へ

 万博ボランティア活動を利用した引き継作戦へ

息子が営むボードゲーム&レンタルフリースペースでの新事業へ

多くの人が集える場所を提供して行きたい。

【本文】

●1.サイクリング同好会(後に体育系クラブ)との出会い

 大学時代ではサイクリング同好会に入会し、週末と連休には近隣にポタリング。夏休みには、北海道・東北・信州へ、春休みには、伊豆半島~西関東・広島~九州・四国へと、各地の林道や峠を巡りました。年間の3カ月間はサドルの上で過ごし、卒業時点では地図なしで全国何処へでも行けるようになっていました。

毎年の淀祭の時期には、部室前を起点と終点とて450kmを走る耐久レースに参加し、24時間のあいだ寝ずに走り、おにぎりが切れると車のガス欠の様に走れなくなる経験もしました。

当時の同好会は西日本大学サイクリング連盟に加盟しており、愛媛大、岡山大、徳島大、大阪大、立命館大、和歌山大など各大学が主管したラリーにも参加し、合宿を通じて多く友人に出会えることができました。女子大学生からのラブレターも淡い思い出となりました。

又、大工大のサイクリング部では、轟輪(ごうりん)会と称するOB会があり、還暦を過ぎた今でも幅広い年代の仲間と共に年5回は走ったり飲んだりと、活発な交流が続いています。

自転車によって鍛えられた脚力とこれらの多くの人脈は、私の人生の肥やしとなっています。

●2.『自分が興味を持ち好きなことをやれ!』という言葉に共感

私は高校物理と数学が好きで、大工大に入学できました。

特に物理は、私にとって勉強の対象ではなく、f=ma:運動の法則や、mgh:位置エネルギー、mv²/2:運動エネルギーなどは、自転車に乗っていると体で感じられる自然の法則であり、“よく気付いて整理したな!”、“面白い!” という感覚でした。数学ではフーリエさんの考えた変換技術も、掛け算と足し算だけで波形の似具合が分かりスペクトル解析ができることも、“理に適っている!” 、“よく見つけたな!” と感心しました。

昔から単に暗記する勉強は苦手でしたが、工夫をしてものをつくる(創る/作る/造る)ことが大好きでした。暗記ではなく、“ものの理(ストーリー)” を感じることで自然と覚えてしまえた物理と数学も大好きでした。これら2つの大好きが私の人生を導いてくれました。

30歳代に日本生体医工学会が認定する第1種ME技術者に合格し、複数の学会で “生体電気現象の測定ノウハウ” に関する講演をさせて頂き、晩年には旧帝大でもある九州大学にて生体情報処理演習の非常勤講師を10年間務め、国家資格である臨床工学士に成るための専門学校の講師も務めることができました。一工大生が旧帝大の国立大学や専門学校で講師を務めるなんて想像もできませんでしたが、人生、何があるか分かりません。

『自分が興味を持ち好きなことをや!』という言葉に共感しています。

●3.指導教官に勧められた企業への入社、そして東京へ

大学時代の卒業研究では、波形認識とスペクトラム解析による音声認識研究を通じて勉強をさせて頂き、卒業後は指導教官に勧められた大手電気メーカーの子会社である医療計測機器メーカーに入社して22年間を過ごしました。

当初は東京に赴任したものの、直ぐにセールスエンジニアと称して大阪へUターンすることになりました。3年目にはコンピューターメーカへ転職の誘いもありましたが、結果的には留まることになり、この3年間は扱っている全ての医療計測機器を知り、ユーザーを知り、販売の仕組みも知れ、修行の期間となりました。又、現地でエンドユーザーと直接会い、ニーズを知ったことは、後の仕事の肥やしとなる貴重な経験となりました。

その頃、開発部門では初のプログラミングができる計測用コンピューター(以降:シグナルプロセッサーと示す)の開発が進み、発売されようとしていました。8ビットCPUが出回ろうとしていた時期に、マイクロプログラミング方式を採用し、ビットスライサで構成された可変構造CPU(16bit/32bit)を有し、アナログ信号の計測用にサンプリングクロック1μS、32ch対応のAD変換機能と、標準512Kbyte(オプション:4Mbyte)のメインメモリを装備したオリジナル製品でした。専門用語で分かり難いと思いますが、今でも通用するスペックで、当時(1980年)なら化け物のようなマシンが¥880万円で発売されたのでした。

ここからは、プロジェクトX風に示していきます。

このスペックは、後にNASAから小型化をしてラップトップ型に出来るなら欲しいと言われた程のスペックだった。

パソコンも未だ普及していなかった時代、プログラムができる者は社内には少なく、当時の管理部門と営業部門では皆無だった。

コンピューターを理解し販売する体制がないまま、シグナルプロセッサーが発売されていた。

これは車に関する知識も常識もないまま “江戸時代に自動車を売るようなもの” だった。

『時速100㎞で走れる。ということは、大阪から東京まで6時間で行ける!?』

しかし、江戸時代には自動車が通行できる橋もトンネルも高速道路もなかった。

ソフトウエアのことを眼中にないまま、言葉が独り歩きしていた。

『行けます。(出来ます)』

お客様が発注し、会社は受注した。そして、シグナルプロセッサーが納品された。

最低限のOSだけで、必要な各種のソフトウエアは未だ揃っていなかった。

『出来ない!』

大問題となった。

責任者が再三に渡りユーザーへ訪問して詫びるが、いつまで経っても解決の目処さえ立たなかった。

入社3年の新人が言った。

『お客様が要望されるプログラムのサンプルを作ればいいだけでは?』

大問題の渦中に、誰もこのシンプルな解決策を口にする者はいなかった。

開発者の製品コンセプトに、医学の研究分野でやりたいことを3時間や3日間で実現できる生体信号処理用プロセッサを作りたい。という基本思想があった。

新人は、念のため具申する前に開発責任者に尋ねた。

『このシグナルプロセッサーで、出来ますよね!?』

開発責任者は言った。

『止めとけ!』

関係者からの開発者への無知で不条理な責めと、新人を巻き込みたくないという開発者の思いが伝わってきた。「出来ない」とは言わなかった。

新人は、この言葉で確信した。出来るということを!

営業部門である大阪支店に、アプリケーションプログラムを開発する部署が新設された。

相談する上司も先輩もいない、お客様と向き合い試行錯誤をしていくしかない。

正に"企業内企業"の立ち上げとなった。

3日間の開発期間を設け、新人と同世代の2人が昼夜を問わずプログラムを創り続けた。

お客さんの要望されていたプログラムが出来た。

“動物の瞬時心拍、血圧、血流などを計測しリアルタイムで解析してトレンドグラフを表示する。” というものだった。従来は記録紙から読み取っていたが、その場で自動的に読み取り記録されていく、かなりの省力化とスピードアップが図れる。と、同時に読み取りミスもなくなるものだ。今ならAIだと言われるかもしれない。

そして、お客さんの研究所にこのプログラムを届けて実行して見せた。

数十ページに及ぶプログラムリストは、納品した1週間後には全て解読され理解されていた。

大手製薬メーカーの備品購入の責任者でもある開発部長は涙を流して喜んだ。

『欲しかったものはこれだ!』

お客さんからの力強く、温かい、新人への感謝の握手とその温もりは、今でも私の心の中で消えることはない。

ある時、京大の麻酔科でシグナルプロセッサーの実演デモを行った。

要求に従ったプログラムをその場で入力した。

3時間で出来た。

担当した海外からのレジデントは、“ You are a magician ! ” と叫んだ。

お客さんの要求を信号処理用の専用プログラミング言語を使って翻訳して、シグナルプロセッサーに伝えただけだった。

プログラミングは、プログラム言語を利用したコンピューターへの通訳であり翻訳だ。

双方の文化や言葉の背景を知らないと、通訳や翻訳は上手くできない。

プログラミングは理系だけでなく、文系と言えると感じた。

その後も、シグナルプロセッサーの研究用システムは、売り上げを伸ばし続けた。

社内で表彰され、ドイツのデュッセルドルフで開催される国際医療機器展示会へ招待された。ケルンの大聖堂には圧倒された。初めてのヨーロッパだった。

●4.大企業の子会社で働いたサラリーマン生活から、リストラに遭遇し独立へ

その後、医療機器事業からの撤退に伴い子会社の営業部門は米国のGEグループに移管されました。リストラでした。そして、事業内容が大きく変わったため独立の道を進むことになりました。最初の半年間ぐらいは、不安でいっぱいでした。その時、救ってくれたのは息子と妻でした。病院の門を叩いていたら、鬱病の診断履歴が残されていたことでしょう。

継続は力でした。起業したことに慣れ、そして不安は解消していきました。時間が解決してくれました。そして、独立後26年目を迎えています。

西日本の工学系単科大学で、我が母校は一番多くの社長を輩出していることを帝国バンクのデータで知り、その一人になったことを知りました。

大工大生が多くの社長となる理由が、なんとなく分かった気がします。

経営とは? 答えは一つでなく、私には答えるだけの経験はまだまだ足りません。

商売においては、『金を追うな!追えば逃げる!』、『ヘビの様クネクネと進め』、『問題は気付かなければ問題ではない』、『儲けるとは、字の如く信者をもつこと』、『意識は行動を生み、 行動は習慣となり、習慣は人格を作り、人格は人生(運命)を生み出す。』などの言葉は、身に付きました。その通りだと、

サラリーマンなら会社や上司や同僚、部下の悪口を言っても直ぐに給与がなくなるわけではありませんが、経営者となると他律要因ばかりを言い、立ち止まっているとあっという間に収入がなくなります。良くも悪くもダイナミックに自分に帰ってきます。

独立後も生体信号の計測から解析を行い、信号処理や各種制御を行うソフトとハードから構成されるシステムを製造・開発し、大学や官公庁、企業における人間工学、心理学、医学、体育学分野の研究室(所)をお客様として、科学研究に関わる事業を続けることができました。

この頃には、880万円もするハードウエアは不要となり、パソコンで対応ができる時代となっていました。高価なハードウエアを使用することなく、生体信号処理の文化とソフトウエアを移管することだけで対応することができました。専門知識と職人芸が必要とされ、大手企業では対応できない特注対応の狭い市場でした。

脳波や筋電図などの生体信号のみならず、各種物理現象の計測処理も行い、PICやFPGAなどを利用した特注デバイスも製造販売をしてゆき、リアルタイム制御やフィードバックなどにも対応するようになっていきました。

生理心理学分野で利用されている「隠匿情報検査」(いわゆる嘘発見器)の研究用システムも扱っており、“科捜研の女” には、複数回に渡り弊社の製品とデーが出演しました。

“刑事ゆがみ”、“フジTV特番” などでも弊社の製品とデータが出演し、“でんじろうのTHE実験” では、製品と共に私自身も白衣を渡され出演することになりました。

昨年には、インターネットTVの恋愛リアリティショーという番組制作で、2週間にわたるロケに立ち会うこともありました。

いずれも、今までの実績と口コミによるものでした。

●5.後任者育成のための引継ぎと退任、新しい事業へ

 会社に在席しているとついつい私が対応してしまい後任者が育ちません。老害をなくすべく相談役となりバックアップすることにしました。そんな時、2024年の春に万博のボランティアの募集を知り応募しました。私の在席時間を確実にそして、徐々に削減しようという作戦でした。運よく会場ボランティアとまちボランティア両方に採用され、会場と大阪の主要ターミナルで50回の案内活動を行うことができました。ミャクミャクの折り紙もたくさん作り、作り方教室も開催しました。その結果、自然な流れで2025年12月に会社役員を退任し、後継者に引き継ぐことができました。

 数年前より地下鉄『千林大宮』4番出口より徒歩40秒の場所で、サブビジネスとしてボードゲーム&フリースペース 遊季(Yu-ki)を始めていました。息子が店主で私がサポートする形です。RC4階建で個室を売りとしたスペースとなっておりおよそ500種のボードゲームで遊んで頂けます。又、フリースペースとして、会合や各種セミナー、ワークスペースとしてのご利用にも最適です。

皆様方のビジネスや同窓会の2次会で安価にご利用頂けるスペースです。懐かしい千林大宮界隈での同窓会はいかがですか? 飲食物の出前や持ち込みも自由ですので、ご利用の際は、私までご連絡ください。

詳しくは、“千林大宮 遊季” で検索してください。

ボードゲーム&フリースペース 遊季(ユウキ) 

 HP ⇒  https://bodoge.hoobby.net/spaces/senbayashi_yuki

又、嘘発見器だけでなく、脳波や筋電図、自律神経解析の体験セミナーを大阪市生涯学習インストラクターバンクに登録して開催しています。“大阪市生涯学習インストラクターバンク 金子秀樹” でWeb検索して頂くと概要がご覧いただけます。グループでお申込みいただけますので、大阪市生涯学習センター(06-6345-5000)まで、お問い合わせください。

家庭用の嘘発見器が欲しい方も歓迎します! 製品の性格から一般販売はされていませんが、卒業生の皆様へは分析ノウハウの説明を含めて対応させて頂きます。

生体信号を活用したシステムを検討されている方、衣食住に係る快適性などを研究対象とされている方、リアルタイム処理を行うデバイスのアウトソーシングを検討されている方、そして、独立を目指されている方にも役立つ経験談をお伝え出来ると思います。

今までの私共の経験や知識が、お役に立てれば嬉しい限りです。

間もなく古稀となりますが、気持ちと脚だけは若いと自負していますので、気楽に声をかけてください。私のメルアドは、kaneko (アンダーバー) hideki @msn.com です。

ご連絡をお待ちしています。

金城先生からの母校探訪

 今回の「母校探訪」を担当いたします、金城です。電子情報システム工学科には2023年度に着任し、3年目となります。2024年度・2025年度には電子クラブの会計および庶務も務めました。また、2024年度からは株式会社paizaと電子クラブの共催で、夏休み期間中の「paiza×OITプログラミングチャレンジ」を企画・実行させていただいています。電子クラブからも少なくない賞金をご拠出いただいており、改めて感謝申し上げます。

 授業は、電気回路やプログラミング、大学院のソフトウェア特論などを担当しております。学生を見ていて感じるのは、工学部生としての日本語能力が十分でないということです。ここで日本語能力とは一般生活で用いる日本語ではなく、工学分野で必要とされる日本語のことです。例えば4年生でも「電圧が流れる」などと書いてしまうことがあります。そのため授業では、教科書の問題を解く際に問題文をノートに写すなど、当該分野の言葉を理解して使えるようになることを重視しています。

 金城研では、AI・機械学習と物理シミュレーションを組み合わせた研究を行っております。例えば、X線レーザー生成のための高温超伝導デバイスの最適化や、松野先生(電子情報システム工学科)をPMとするムーンショット研究開発事業の一環である「月面探査用モジュラーロボット」に関する物理変形AIの開発に取り組んでいます。電子・情報・通信・システムの四分野を学んだ学生が、強みを活かせる題材です。おかげさまでこの3年間は毎年2000万円の予算を確保でき、研究室の立ち上げも進んできています。今年度は初めて博士前期課程の学生が修了予定です。

 金城研では、積極的にさまざまなことに参加する姿勢を重視しています。海外経験もその一つで、2025年度はドイツ、スイス、ポルトガル、米国、ニュージーランドを訪問しました。学生は機械翻訳も活用しながら英語資料を準備し、身振り手振りやスマホも使って意見交換を行っています。うまく話せるかどうかより、「まずやってみる」「できなかった」ことの経験値が大きいと感じています。

 さらに今年は、万博の展示にも協力させていただきました。約50年ぶりの大阪・関西万博ということで、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損」という言葉もありますが、関西の大学の研究室として参加しないわけにはいきません。学生たちにとっても、一生の話のネタになったのではないでしょうか。

川上先生からの母校探訪

       今回「母校探訪」を担当いたします,川上です.2022年に着任し,
2022年度と2023年度には電子クラブの庶務も務めました.

 私の専門は環境電磁工学およびマイクロ波工学で,広くは通信工
学に分類されます.主な研究対象は数百 MHz 〜 数 GHz の周波数帯で,
通信機器や電子機器の設計手法の構築,電波検知,電波を用いた水位
計測などの応用技術をテーマとしています.現在は「電気磁気学」や
「ワイヤレス通信工学」などの科目を担当しております.

 OB・OGの皆様はご存じかと思いますが,電界や磁界は目に見えない
ため,初学者がそのイメージをつかむのは容易ではありません.しか
し,目に見えないからこそ,ひとたび理解できれば考えやすく,産業
利用においても利便性が高い面があります.私自身,学生時代は電気
磁気学に苦労し,理解するまで時間を要しました.その経験から,単
に解法を暗記させるのではなく,学生が自分の頭で考え,電界や磁界
のイメージをつかめるような指導を心がけています.

 電子情報システム工学科では,2023年度入学生から「研究推進
クラス」を設置しています.私は2024年度入学生のクラスを担当して
います.「研究推進クラス」について簡単に説明しますと,入学試験の
成績により選抜した少人数で構成し,学士課程から博士前期課程までの
6年間の学びを通じて,国際的に活躍できる専門的人材を養成するクラ
スです.クラス全員に専用の部屋とロッカーが使え,3年次の研究室早
期配属,4年次には大学院配当科目の授業を先取りできるため,大学院で
はゆとりをもって研究活動に取り組むことができます.「研究推進クラ
ス」は制度開始から今年で3年目となり,私が担当するクラスは現在2年
生です.クラスを運用していく中で,まだまだ課題を出てくるかと思い
ますが,引き続き改善に努めてまいります.

 一方で,近年は採用直結型インターンシップの解禁や就職活動の早期
化により,学部生が早い段階から進路を考える必要性が高まっています.
私自身,かつてメーカーに勤務し,採用される立場・採用する立場の双
方を経験しました.その経験を踏まえ,低学年のうちから進路について
考える機会を増やすことが重要だと感じています.

 まとまりのない文章となりましたが,以上を母校探訪とさせていた
だきます.OB・OGの皆様には,今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜
りますようお願い申し上げます.

電子情報システム工学科 川上雅士

H18年 (2006年)卒のOB短信

2024年度 学生プロジェクトの活躍を讃えて

皆さま、こんにちは。
私は近藤と申します。2006年電子情報通信工学科を卒業し、同年4月にヴイストン株式会社へ入社しました。その後、2008年8月より大阪工業大学ものづくりセンターに勤務し、教育・研究支援の現場に携わってまいりました。
さらに、2016年3月には大阪工業大学大学院工学研究科 電気電子工学専攻 修士課程を修了し、同年9月には 株式会社シンプルファイターを立ち上げ、筆頭株主として学生団体やロボットコンテストへの支援活動も続けております。

こうして母校や学生たちと関わり続けられることは、私にとって大きな喜びであり、日々の励みになっています。
そして昨年度は、各プロジェクトで胸が熱くなるような活躍が続きました。ここでは、その挑戦と成果の一端をご紹介したいと思います。


機械工学研究部 ― キャチロボバトルコンテスト2024
京都で開催された「キャチロボバトルコンテスト」において、ベスト4入賞を果たしました。
「機械は人間の手を超えられるか」をテーマに、ロボットが対象物をつかみ取る高度な競技。部員たちは日々の工夫を重ね、見事に実力を示しました。試合の様子はテレビでも放映され、学生たちの真剣な姿が多くの人々に届きました。
👉 詳細:https://www.oit.ac.jp/news/topics/topics10561.html

Please do not reproduce without prior permission.

ロボットプロジェクト ― NHK学生ロボコン2024
今年もNHK学生ロボコンに挑戦し、奨励賞を受賞しました。
AIとUnityを用いたカラー認識、自立走行ロボットへの挑戦は惜しくも目標に届きませんでしたが、学生たちは「悔しさ」をバネに次へと進もうとしています。努力が必ず力になることを、私たちOBは経験から知っています。
👉 詳細:https://www.oit.ac.jp/news/topics/topics10106.html


人力飛行機プロジェクト ― 鳥人間コンテスト2024
琵琶湖の空を舞台に行われた鳥人間コンテストで、5位入賞(飛距離7,761.80m)を達成しました。
仲間と共に夜を徹して機体を作り上げた経験は、数字以上の大きな価値を持つはずです。青空をバックに飛び立つ姿は、まさに青春そのものです。
👉 詳細:https://www.oit.ac.jp/news/topics/topics10310.html

Please do not reproduce without prior permission.

機械工学科のシステムデザイン研究室・知能ロボティクス研究室 ― レスキューロボットコンテスト2024
合同チーム「S.S.S.S」が、竸基弘賞とベストチームワーク賞を受賞しました。
災害現場を想定した競技において、技術力だけでなく息の合った連携が高く評価されたことは、今後の研究活動にも大きな励みになるでしょう。
👉 詳細:https://www.oit.ac.jp/news/topics/topics10651.html


ロボットプロジェクト ― レスキューロボットコンテスト2024
同じレスコンの舞台で、ロボットプロジェクト「大工大エンジュニア」チームが、**消防庁長官賞とベストプレゼンテーション賞をダブル受賞しました。
技術力だけでなく「伝える力」までも磨き上げた成果であり、学生たちの成長の幅広さを実感させられます。
👉 詳細:https://www.oit.ac.jp/news/topics/topics10265.html


ソーラーカープロジェクト ― 白浜ECO-CARチャレンジ2024
和歌山県白浜町で行われた耐久レースにおいて、レジェンド・クラス3位(総合4位)に輝きました。
途中でトラブルもあったそうですが、冷静な対応とチームワークで完走。太陽の力を活かした走りは、「未来を切り拓くエネルギー」を象徴しているようでした。
👉 詳細:https://www.oit.ac.jp/news/topics/topics10422.html


おわりに
こうして見てみると、学生たちはそれぞれのフィールドで力を発揮し、結果だけでなく大切な経験を積み重ねています。
私たちOBもかつては同じ場所で汗を流し、壁にぶつかり、仲間と喜びを分かち合いました。その日々が今の自分を形づくっていることを思うと、彼らの挑戦が未来への大きな糧になると確信します。

どうかこれからも、後輩たちの活動を温かく見守り、応援していただければ幸いです。