H24年(2012年)卒のOB短信

株式会社メガチップス 人材開発部 組織・採用グループ 採用担当
青木 隆裕 (Takahiro Aoki)

■会社情報
株式会社メガチップス http://www.megachips.co.jp/
(RecruitingSite http://www.megachips.co.jp/recruit/index.html)
市場情報:東証1部
※株式会社メガチップスは、独立系のファブレスメーカーで使える技術や設備に制限が一切無く、課題解決向けたアプローチを多用に持っているという特徴があります。
ベンチャー企業精神が強いので、大企業の鼻を明かしてやろう!という気骨のある方を募集しています。

■学歴
2012年 工学研究科 電気電子工学専攻 博士前期課程 終了
2010年 工学部 電子情報通信工学科 卒業

【大阪工業大学を選んだ理由】
小学校~高校頃に、自宅でパソコンを触れることが多かったので、電化製品はどういう仕組みで動いてるんだろう?何ができるんだろう?という興味もあり、ソフトとハードが両方とも学べる電子情報通信工学科を選びました。

【大学院へ進学】
大学院へは、今しか出来ないことをチャレンジしたい!という想いで進学しました。
講義を通して半導体について興味を持ち、小池先生の新機能デバイス研究室で単結晶酸化亜鉛に関する研究しました。
青色LED作製を目指し、PL測定やX線回折装置を使用して単結晶酸化亜鉛を分析しながら、研究に明け暮れる日々で、再現性保つにはどうすればいいか?どうすればより高品質な結晶になるか?などを小池先生と議論しなら研究を行っていました。
単結晶酸化亜鉛薄膜に対する8MeVプロトンビームの照射効果に関する研究テーマでは、東北大学、筑波大学と共同研究を行い、他大学と交流することで普段とは違う見方・考察をを養うことができ、研究を通して自身を成長させることができました。

【株式会社メガチップスに入社】
就職活動は、大学院1年生の終盤に開始しました。
大学院で研究していた半導体をもっと上位で使用する仕事に興味を持ち、その分野の仕事を中心に探していました。
株式会社メガチップスに決めた理由としましては、独立系のファブレスメーカーで当時は従業員300名程度で大企業に負けない高い技術力があるという点、ベンチャー企業精神で色々なことにチャレンジさせて貰える文化があるという点、社内の風通しが良いという点に惹かれで決めました。
2017年4月までは大学院で学んだ製造プロセスに関する知識を生かしながら、アナログ回路設計の経験を積んでいました。大企業ではレイアウト設計とアナログ回路設計で担当が分かれて設計していたりするのですが、メガチップスでは両方とも同じ担当者が設計を実施し、アナログ回路設計の意図を反映させたレイアウトを作れる回路設計ができるという特徴があります。その後、縁が合って人材開発部という人を採用/育てる部門で新たにチャレンジさせて頂いてます。
来年度も採用担当として、一緒に働く仲間を募集したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
入社後はどこにいままでの経験が生かされるのだろう?と不安になるかもしれませんが、学生時代に培った知識、経験は、必ず職場でも生かされます。
就職活動は学生時代における人生を左右する最大の岐路になると思いますが、自分自身の決断に後悔がないようにしっかり悩みながら前に進み、頑張って下さい!