2018年度卒業研究発表会が実施されました

電子情報通信工学科では、下記日程にて研究室ごとに卒研審査会が実施されました。

半導体デバイス研究室
LSI ナノテクノロジー研究室
新機能デバイス研究室
日時:2月9日(土)11:00
場所:552教室

光エレクトロニクス研究室
マイコンシステム研究室
レーザー研究室
日時:2月9日(土)13:00
場所:121教室
備考:出願特許の関係で部外者聴講不可

マルチメディア情報研究室
ソフトウエアシステム研究室
日時:2月9日(土)13:30
場所:551教室

シミュレーション研究室
システム制御研究室
日時:2月18日(月)13:00
場所:641教室

情報通信研究室
波動情報システム研究室
通信システム研究室
日時:2月20日(水)13:30
場所:642教室

2018年度ED専攻修士論文発表会が実施されました

2018年度修士論文発表会が下記の通り実施されました。

日時:2018年2月19日(火)9:30~17:00
プレゼンテーション: 9:30~15:40
131教室 Aグループ 光・エレクトロニクス分野
132教室 Bグループ エネルギー・機器
121教室 Cグループ 情報・通信及びシステム分野

*発表時間20分(発表12分、質疑応答8分)
表彰式: 16時20分~,場所:121教室

第9回(MONOLAB.アネックス開所による学生プロジェクト活動の躍進)

「MONOLAB.アネックス開所による学生プロジェクト活動の躍進」
 2008年5月24(土)にMONOLAB.(正式名称:大阪工業大学ものづくりセンター)が開所し、今年で10年目となりました。2015年には学生の4つのプロジェクト活動をさらに推進させるため、「MONOLAB.アネックス」が1号館1階に完成しました。同年10月23~25日の城北祭(本学の学祭)の日に一般の方、ホームカミングデー参加者の方にお披露目され、当日は、沢山の人で賑いました。
  これまでプロジェクト活動に参加する学生達は、活動場所の問題に悩んでいました。人力飛行機プロジェクト、ソーラーカープロジェクト、フォーミュラプロジェクト、はその大きな製作物の保管場所に苦労し、地下駐車場での活動が主となっていました。ロボットプロジェクトにいたっては、13m×13m以上もの大きなロボットコンテストのフィールドを展開させるため、大学内のさまざまな場所を借りる交渉を行い、1年間に何度も練習場所の変更を余儀なくされていました。MONOLAB.アネックスが開所したことで常時利用可能な活動スペースが確保されたため、学生達の活動効率は飛躍的に上昇しました。
 2015年、人力飛行機プロジェクトは鳥人間コンテストにて最高記録である5368mを飛行しました。
https://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=3404
ロボットプロジェクトはレスキューロボットコンテストにて最優秀賞のレスキュー工学大賞を受賞しました。
https://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=3386
学生フォーミュラプロジェクトでは第13回全日本学生フォーミュラ大会にて86チーム中15位の好成績となりジャンプアップ賞、日本自動車工業会会長賞を受賞しました。
https://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=3410
2016年、ロボットプロジェクトはNHK学生ロボコンにてベスト8となりアイデア賞とパナソニックシステムネットワークス社特別賞を受賞しました。
https://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=3850
2017年、ロボットプロジェクトはNHK学生ロボコンにてベスト4の大活躍となりました。
https://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=4324
2018年、ソーラーカープロジェクトはソーラーカーレース鈴鹿2018にて3位となり表彰台に上りました。
http://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=5158
ロボットプロジェクトはレスキューロボットコンテストにて過去最多の3つの特別賞を受賞しました。
http://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=5157
 今後もさらなる飛躍が期待されます。
 また、MONOLAB.アネックスは学生の活動成果を展示する場所という役目も担っています。ものづくりを通して社会人基礎力を養い、社会に貢献できる人材育成の現場となっておりますので、是非一度ご見学ください。
(ものづくりセンター 近藤隆路)

2018年度電子クラブ総会を開催しました

日時:2018年 10 月 26 日(土) 15:20~16:10
場所:大阪工業大学大宮校地5号館2階D科大学院講義室
出席者:36名
司会者:竹内副会長


報告事項

  1. 2016-2017 年度会務報告(吉田副会長)
    吉田副会長から会務報告が行われた。
  2. 2016-2017 年度決算及報告(神村庶務幹事)
    会計担当の熊本幹事の代理で神村庶務幹事から会計報告が行われた。
  3. 2016-2017 年度会計監査報告(神村庶務幹事)
    監査担当の近藤幹事の代理で神村庶務幹事から監査報告が行われた。

全ての報告に対して異見はなく、承認された。


決議事項

  1. 2018-2019 年度役員・幹事・相談役選出(溝上会長)
    溝上会長より役員・幹事・相談役の立候補者案が紹介され、原案どおり承認された。
  2. 2018 年度活動方針及び事業計画(溝上会長)
    溝上会長より、2018年度活動方針および事業計画が提案され、原案通り承認された。
  3. 2018 年度予算案(吉田副会長)
    吉田副会長より2018年度予算が提案され、原案通り承認された。

2018年度就職セミナーと相談会を実施しました(報告)

無題.png9月11日(火)15:30~17:30に電子情報通信工学科の学部3年生と大学院1年生を対象とした「2018年度就職セミナーと相談会」が開催されました。この催しは、電子情報通信工学科、就職課、電子クラブの共催で毎年行われています。

参加した100名の学生に対して前半の講演会ではOB講師4名から就職に当たっての心構えや企業での業務を中心にお話し戴き、後半のディスカションでは、講師の方々から学生達の質問に対してお答えいただきました。これから就職活動を始める学生諸君にとって大変有意義なセミナーであったと思います。ご多忙にも拘わらず講師を務めてくださったOBの皆様に心より御礼を申し上げます。

日時: 2018年9月11日(火) 15:30~17:30

場所: 653教室 (講演会、ディスカション)

(1) 青木隆裕 氏(電子クラブ幹事,2012年ED専攻修士了)

株式会社メガチップス,人材開発統括部 人材開発部 人材開発課 組織・採用グループ

(2) 松浦 啓朗 氏(2014年ED専攻修士了)

スズキ株式会社 二輪事業本部 二輪電装設計部 エンジン電装設計課

(3) 白井 航 氏(2010年ED専攻修士了)

京セラドキュメントソリューションズ株式会社,技術本部 MFP 統括技術部

(4) 土屋 佑輔 氏(2013年ED専攻修士了)

三菱電機株式会社 電子応用機器第一製造部電子応用機器設計 第1グループ

H23年(2011年)卒のOB短信

オプテックス株式会社 戦略本部 開発センター R&D課
辻 久美穂(Kumiho Tsuji)さん
 私は、2011年に大阪工業大学の大学院を修了し、オプテックス株式会社で働き始めました。オプテックス株式会社は、滋賀県大津市にあるセンサメーカーです。
 会社は琵琶湖のすぐそばに建っており窓からは琵琶湖を一望出来ます。初めて会社に訪問されたお客様からは「素晴らしい景色」「まるで日本じゃないみたい」「こんな環境で仕事をしたい」と喜んでいただけます。
ところで、「オプテックス株式会社」の名前を聞いたことがある人は非常に少ないと思いながらこの記事を書いています。私も就職活動をするまでオプテックスという会社のことは全く知りませんでしたが、実は私たちの生活の身近にある製品を作っている会社です。
オプテックスは、おそらく皆さんが一日一回以上利用している「自動ドアのセンサ」を作っているメーカーです。自動ドアセンサの国内シェアは約60%。つまり二台に一台はオプテックスの自動ドアセンサです。それ以外にも、防犯用人感センサを開発し、世界80カ国以上へ販売しているグローバルな会社です。
私は、入社直後海外向けの防犯センサの開発に携わりました。現在は、センサの需要が見込まれるIoT(Internet of Things)市場に対して、新たなビジネスモデル作りや新たな技術・製品の研究開発をしています。
 学生時代は、小池先生の新機能デバイス研究室に所属し、半導体に関する研究をしていました。
研究室に入ったきっかけは授業の時に見たこんな映像でした。
―電車の窓やデスクがタッチパネルになり、操作すると必要な情報が表示される―
この映像を見た当時の私は、映画や本の中の世界が実現になんだ!
と驚き、わくわくしたことを覚えています。そこから約三年間、矢野先生と小池先生の指導の元、研究を行い、多くの事を学び貴重な経験をさせていただきました。
 最近では、仕事終わりや土日に開催されている勉強会やコミュニティに不定期ですが参加しています。このような場では、働く環境が違う人達と関わることが出来るため、新たな気付きを得ることや、別の視点で物事を考えることが出来ます。また同世代の女性技術者や結婚出産後も働きつづけ管理職をされている女性達のコミュニティもあります。同じ会社内に女性技術者が少ないため、ロールモデルが身近にいないのですが、社外の女性技術者の方々と会話をすることで、将来、自分がどうありたいかを考える機会を得ることが出来ました。
今いる環境ではない別の環境に身を置くことで、様々な経験や出会い、発見があります。学生の皆さんも、好奇心を持って色々なことにチャレンジしてほしいと思います。