2009年度修士学位論文公聴会の実施報告

去る2月12日(金),工学研究科電気電子工学専攻の修士学位論文公聴会が開催されました.例年のように,午前中にショートプレゼンテーション(パワーポイントを用いた一人5分間の口頭発表),午後はポスター展示(各自の研究内容を記載したポスターの前での質疑応答,口頭試問)という形式で行なわれました.何れの会場でも,審査を担当する電気電子工学専攻の全教員をはじめ,大学院1年生や学部学生多数の聴講者を前に,合計30名の修士候補学生が熱のこもった発表を行いました.

発表者全員が,晴れて修士(工学)の審査に合格しました.また,各発表に対する採点の結果,それぞれの分野で優秀な発表が選ばれ表彰されました.受賞者には,副賞として,OB会の電子クラブ・電気クラブから図書券が贈られました.

ショートプレゼンテーション(口頭発表)
ショートプレゼンテーション(口頭発表)
ポスタープレゼンテーション
ポスタープレゼンテーション
発表者後の記念写真
発表者後の記念写真

電気電子工学専攻修士論文公聴会を2月12日に開催

電気電子工学専攻修士論文発表会開催のお知らせ

電子情報通信工学科と電気電子システム工学科では,共通の大学院工学研究科である電気電子工学専攻の修士論文口頭試問を,公聴会の形式で下記のように実施します.どなたでも聴講頂けますので,是非ご参加ください.

日時・場所:2010年2月12日(金)10:00~16:10
ショートプレゼンテーション(10:00~12:10)
エネルギー・機器分野,光・エレクトロニクス分野(1号館3階131教室)
情報・通信・システム分野(1号館3階132教室)
ポスタープレゼンテーション(13:30~15:30)
全分野(1号館2階多目的室)
表 彰 式(15:50~16:10)
全分野(1号館2階多目的室)
内  容
ショートプレゼンテーション
5分/人で口頭発表を行いますが質疑応答はありません
ポスタープレゼンテーション
研究内容を記載したポスターの前で質疑に答えます
表 彰 式
最優秀論文賞、優秀論文賞、努力賞の表彰を行います
OB会(電子クラブ、電気クラブ)から副賞の図書券が授与されます.

2009年度ED専攻修士論文口頭試問・ショートプレゼンテーション・プログラム
Aグループ  エネルギー・光・エレクトロニクス分野 131教室

10:00~10:05 あいさつ・説明 安川

 

座長 小寺

講演番号 開始時間 論文題目
A1 10:05 電子ビーム照射によるレジスト形状変化の解析
A2 10:10 細胞膜電位の計測とディジタル通信線路への応用
A3 10:15 高周波マグネトロンスパッタリング法による薄膜セル作製に関する研究
A4 10:20 InAs薄膜からのTHz放射機構に関する研究
A5 10:25 外部検出方式光増幅型共焦点光学系に関する研究
A6 10:30 大気圧放電を用いた液中殺菌に関する研究
A7 10:35 酸化亜鉛単結晶膜の分子線エピタキシャル成長と分極状態の解析
A8 10:40 低屈折率固体媒質装荷による長周期ファイバグレーティングの波長チューニングに関する研究
A9 10:45 複合蒸着を用いた高レーザー耐力光学薄膜の応力制御に関する研究
A10 10:50 SnTe/PbTe/CdTe量子井戸の分子線エピタキシャル成長と発光特性に関する研究
A11 10:55 走査電子顕微鏡試料室内における試料表面の電位分布測定

 

11:00~11:15 休憩

 

座長 吉村

講演番号 開始時間 論文題目
A12 11:15 高誘電率酸化物薄膜を用いたInAs/AlGaSb系高電子移動度トランジスタのプロセス開発
A13 11:20 光学材料のレーザー損傷の高精度計測に関する研究
A14 11:25 酸化亜鉛系薄膜のスパッタリング成膜と透明トランジスターへの応用
A15 11:30 水上放電プラズマを用いた難分解性有機化合物の分解
A16 11:35 アルミナ膜を応用したプロトン伝導形燃料電池の特性評価
A17 11:40 バイオセンサー応用に向けた酸化亜鉛系電界効果トランジスターの開発
A18 11:45 ZnO系FETの実用化に向けたプロセスおよびデバイス構造の検討
A19 11:50 ECR-MBE法によるSi(111)基板上InGaNの結晶成長
A20 11:55 フレキシブル基板上への酸化亜鉛系透明薄膜トランジスタの開発と高性能化に関する研究
A21 12:00 プロトン伝導性電解質を用いた低温作動単室型燃料電池に関する研究
A22 12:05 セルロース系液晶の選択反射に及ぼす添加物イオンの影響

Bグループ  機器,情報・通信・システム分野 132教室

10:00~10:05 あいさつ・説明 加瀬

 

座長 加瀬

講演番号 開始時間 論文題目
B1 10:05 マルチホップ無線通信における適応協力通信方式に関する研究
B2 10:10 二周波数重畳電源駆動時のリニア誘導モータの吸引力・推進力同時制御系設計
B3 10:15 Particle Swarm Optimization を用いた組合せ最適化問題の解法に関する研究
B4 10:20 CPGモデルを用いたヘビ型ロボットの適応走行制御
B5 10:25 リアルタイム等距離射影変換のためのフラグメント精緻化
B6 10:30 風力発電用新誘導発電システムの変換器特性解析
B7 10:35 多相クロック割当てを伴った力学モデルに基づく配置手法
B8 10:40 交通渋滞解消のための遺伝的アルゴリズムを用いた経路選択手法に関する研究
B9 10:45 ディジタルデバイド解消のための放送・通信融合サービス提供技術の研究開発

1年生のロボット作製実習に電子クラブから賞金

2010年1月7日

1年生の科目である電子情報通信基礎演習IIbで,ジャパンロボテック社製のロボデザイナーを用いたセンサーロボットの作製を行いました.

この科目は殆どの1年生が受講しており,1クラス20名強の少人数教育を行っています.センサーロボットの作製は2人1チームで7週間(毎週1コマ90分×7回)かけて行い,最後の週に2種類のコースを用いてタイムトライアルを競いました.

ロボットはギヤ比を調節できるモーター2個,接触センサー2個,赤外光センサー2個を備えており,マイコンにプログラムを書き込むことで様々な命令を与えることができます.学生たちは試行錯誤しながら,障害物を素早く避けて進むロボットを楽しく作製しました.これを機会に組み込みソフトの役割を理解し,今後の勉学に興味をもって取り組むことを期待しています.

各クラスの優勝および準優勝の計10チームには,学科からの表彰状とともに,副賞として電子クラブから図書カード(優勝1,000円,準優勝500円)を贈呈しました.ホームページをお借りして,ご報告とともに,経費ご援助の御礼を申し上げます.

電子情報通信工学科担当教員一同
ロボットを製作している風景
ロボットを製作している風景
ロボットを製作している風景
ロボットを製作している風景
タイムトライアルの様子
タイムトライアルの様子
優勝チーム
優勝チーム

第2回 2009年9月12日

第2回電子クラブ幹事会議事録

日 時:2009年9月12日(土) 17:00~18:45
場 所:大阪工業大学 工学部 電子情報通信工学科 会議室

出席者:杉町会長、榎阪副会長、溝上副会長、堀内相談役、小池校友会幹事、山本幹事、吉田幹事、中谷幹事、矢野幹事、藤村幹事、神村幹事、井上幹事、天野幹事、青木学生幹事、近藤学生幹事、奥幹事、以上16名

 

工学部事務室の井上尚星氏の新幹事就任についての提案があり了承された。本日付で就任することが決まった。

 

校友会からの同窓会活動援助金支給に関して小池校友会幹事より現状報告があった。入金確認が必要(神村幹事)。

 

電子情報通信基礎演習ⅡのOB講演会実施にかかる募集について案内があった。HP記載の募集締め切りは10月10日。

 

電子クラブのホームページ、公式メールアドレス、およびメーリングリストの現況について、小池校友会幹事より配布資料の説明があった。

 

現在、HPに掲載されている「住所・電話番号・メールアドレス登録のお願い」のドキュメントを現状に合わせて更新する必要があるとの指摘があった。

 

今後の電子クラブHPの運用に関して小池校友会幹事より報告があり、工大校友会のサブドメイン化についての校友会側の状況説明があった。要旨は全学科で調整を取り同一歩調をとる方針という内容であった。

 

電子クラブHPのサブドメイン化に関して、次回幹事会の3月まで時間が空きすぎるので、ワーキンググループ設定について会長および矢野幹事より提案があった。学内メンバーとして、森口幹事、藤村幹事、小池校友会幹事、井上幹事が選出された(矢野幹事は事務担当として参加)。

 

杉町会長より、9月16日(水)に校友会側にHP早期移設について陳情に行くことが提案され、お願いすることになった。

 

HPコンテンツ「OB短信」について、杉町会長よりお申し出があり、第1回、第2回の連続2回分担当することになった。第3回以降の担当者を決めるよう提案があり、第3回(2009年12月頃掲載予定)を吉田幹事、第4回(2010年2月頃掲載予定)を堀内相談役が担当することになった。

 

電子クラブのホームページ、公式メールアドレス、およびメーリングリストについて、矢野幹事より2004年HP開設当時より変更されていない部分について報告及び説明があり、現状に合わせた修正の必要性について指摘があった。配布資料1枚目の項目「3.メーリングリストについて」は削除することになった。「メールアドレスの登録のお願いについて」は削除することに決まった。その他の部分についてもメーリングリスト関連部分を削除することになった(矢野幹事、藤村幹事担当)。「電子クラブの紹介」については杉町会長が現状に合わせて修正することになった。

 

Flow netの使用の是非について前回から引き続き議論があり、サーバが重く接続が困難であるなどの使い難さに関して意見があった。

 

公式メールリストの整備には、口コミやチェーンメールの他、来年度開催の総会の案内状を利用することになった。

 

次回幹事会(2010年3月中旬予定)の日程については、後日相談の上決定する。

D就職セミナー報告

2009年9月12日(土)
D科就職セミナー

2009年9月12日の午後1時から午後3時20分まで、大宮学舎131教室および132 教室にて、学部3年生と大学院1年生を対象に、電子クラブと就職部共催によるD科就職セミナーが開催されました。電子クラブ相談役の堀内様に司会をご担当いただき、講師としてITY社長の山本様、オンキヨーの吉田様、三菱電機マイコン機器の乾様の3名をお招きし、70名ほどの学生が参加しました。

前半の午後1時から2時までは3人の講師の方々にそれぞれ20分ずつ、これから就職活動を始める後輩へのメッセージとして会社での仕事や就職活動における注意点などをお話いただきました。後半は学生が4班に分かれ、堀内様、山本様、吉田様、乾様それぞれとディスカッションを行いました。学生からたくさんの質問があり、それぞれに対して講師陣より真摯にお答えいただき、これから就職活動に取り掛かる学生諸君にとって大変有意義な会となりました。

講師をお勤めくださった堀内様、乾様、山本様、吉田様に厚く御礼を申し上げますとともに、学生諸君の就職が順調に進むことを期待しております。

2009年度入学宣誓式が挙行されました(4/4)

2009年4月4日(土) 入学宣誓式

4月4日(土)の11時より、2009年度大阪工業大学入学宣誓式が総合体育館にて挙行されました。電子情報通信工学科に入学した学生は115名、大学院電気電子工学専攻に入学した学生は25名でした。生憎の天候でしたが、各クラブサークルの勧誘や催しがあって構内は賑やかでした。午後には保護者の方々を対象とした学科説明会と研究室の見学会も実施されました。なお、本年度の新入学生ガイダンスは4月3日(金)に開始され、4日の入学宣誓式を挟んだ 4月6日(月)まで、3日間をかけて行われました。初日の午前中に行われた学科ガイダンスでは、学科長による学科紹介とともに、電子クラブを代表して、溝上副会長から新入生に対する祝辞と電子クラブの紹介をいただきました。4月7日(火)から通常通りの時間割で前期授業が始まります。

入学宣誓式の様子
入学宣誓式の様子
新入学生のガイダンスと歓迎イベントの様子
新入学生のガイダンスと歓迎イベントの様子

第1回 2009年6月5日

2009年度第1回幹事会議事録

日時:2009年6月5日(金)午後7時~9時
場所:工大大宮学舎5号館4階 電子情報通信工学科会議室
出席者:杉町会長、溝上副会長、久津輪相談役、堀内相談役、小池校友会常任幹事、村井幹事、森口幹事、山本幹事、中谷幹事、天野新幹事、居石新幹事、矢野幹事、藤村幹事、神村幹事、青木学生幹事、近藤学生幹事、奥幹事、計17名

 

議題

1. 新幹事、新学生幹事の紹介
天野幹事、居石幹事および、近藤学生幹事、青木学生幹事の自己紹介があった。

 

2. 本年度運営方針

  • (ア) 杉町会長より、本年度の運営方針について説明があった。詳細は別紙「2009年度電子クラブ活動方針」の通り。
  • (イ) 特に、同窓会開催支援について、開催案内や実施報告などの情報発信に電子クラブHPを活用してもらうような支援を想定している。
  • (ウ) 関連して、森口幹事よりフローネットの現在の状況について言及があった。6月中にレスポンスの改善が行われる予定である。
  • (エ) メーリングシステムの活用について、メーリングリストの現状について矢野幹事より意見があり、メーリングシステムという表現をコミュニケーションツールと修正することになった。
  • (オ) 提案された活動方針が了承され、後日HPにて公開されることとなった。

3. ホームページ公式およびコミュニケーションツール

  • (ア) HPサーバの利用について森口幹事より報告があり、利用申請書案が上程された。
  • (イ) 利用申請の提出について承認された。ユーザアカウントの初期費用については工大校友会に負担して頂くよう申請する。もし認められない場合は、校友会からすでに援助されている各科OB会支援金11万円より支出する。
  • (ウ) 管理ポリシーについて藤村幹事より質問があった。ユーザアカウントと管理ポリシーについて、杉町会長、山本幹事、森口幹事が校友会側と相談し、後日メールで報告することになった。
  • (エ) サブドメインの取得の是非について議論し、取得しないことになった。
  • (オ) フローネットを利用したメーリングツールについては、レスポンス速度の改善後に、時期をみて電子クラブ会員へHPにて公開する。

4. 就職セミナー

  • (ア) 例年10月から12月の土曜日に就職部と電子クラブが共催して行う。本年度の実施については、日程の選定について議論があり、第一候補として9月12日(土)の成績発表日で調整することになった。第二候補が9月26日(土)、第三候補が11月28日(土)となった。調整をD科就職担当の奥幹事が行い、HPに公開して講師を公募することになった。
  • (イ) 学生への事前周知について、実験2でのアナウンスと、ポータルサイトの利用について助言があった。
  • (ウ) 来年度の課題として、電子クラブより進路相談会を3年次前期に開催する。

5. 基礎演習での講演会講師の公募

  • (ア) 後期木曜日5限目の枠で行う。例年は10月から11月の間に行われる。
  • (イ) 基礎演習担当教員で日程調整後、HPに公開して講師を公募することになった。

6. その他

  • (ア) HPのOB短信欄の開始告知の実施について矢野幹事より提案があった。杉町会長が告知を兼ねて第1回の投稿をすることになった。
  • (イ) 次回の電子クラブ幹事会の開催予定は、9月12日(土)16:00~18:00を第一候補とする。ただし、就職セミナーの実施日が9月26日(土)になる場合は、電子クラブ幹事会開催もそれに合わせて9月26日(土)へ日程を変更する。