投稿者: d-club-a
2014年度第2回幹事会議事録
1.日 時 2014年9月13日(土) 19:00~20:40
2.場 所 電子情報通信工学科会議室
3.出席者 溝上、竹内、吉田、小寺、堀内、杉町、寺田、松井、森口、増田、小池、辻、青木、大西、福井、藤村、矢野 (順不同、敬称略)
4.議 事
① 2014年度第1回幹事会議事録の確認(資料1、矢野幹事)
・修正なく承認された。近日中にDクラブホームページに掲載する。
② 電子クラブ2014年度総会実施報告(資料2、小池幹事)
・修正なく承認された。出席者数等の文言を庶務担当幹事が追加して、近日中にDクラブホームページに掲載する。
・溝上会長より、今年度は短時間にも拘らず手際よく実施できた。次回2016年度の総会も、基本的に、校友会総会と同時に開催することにしたい旨発言があった。
・小池幹事からの追加報告事項:校友会を通じての案内はがき郵送数137件(発送費と別納で届いた着信費は校友会もち)、電子クラブより発送した案内はがき郵送数78件(別納はがきの発送費は電子クラブもち別納で届いた着信費は校友会もち)、電子クラブが保有するメーリングリストによる案内電子メール送信数1075件(現時点での有効アドレス数)、に対して、Dクラブ総会出席者数30名、懇親会出席者数27名(無料招待者4名を含む)であった。収入として、校友会からの奨励金は61,500円(同時開催に対して50,000円、懇親会費支払者数に対して@500円×23=11,500円)と寄付1件5000円があり、合計66,500円は会計担当の松井幹事を通じてDクラブ預金に入金した。
③ 2014年度就職セミナー実施報告(資料3、矢野幹事)
・本日の第2回幹事会に先立ち、15:30~17:30に学部3年生と大学院1年生に対して実施した。出席学生数は87名、OB講師は、吉田副会長、辻幹事、青木幹事、田中誠氏(2010学部卒、富士古河E&C株式会社勤務)の4名が担当した。
・実施報告を矢野幹事が作成して近日中にDクラブホームページに掲載する。
・講師を務めた幹事から、セミナー後半のグループディスカション時に参加学生からDクラブの活動に興味を持った旨の発言があった事や、熱心に質問する学生と単なる聴衆の学生の差が大きかった等の感想が述べられた。
④ 電子クラブホームページについて(溝上会長)
・本年5月20日付で配信したDクラブメールニュースに掲載の、吉田副会長が執筆したOB短信を、文字化け部分を修正のうえ、近日中にDクラブホームページに掲載する。
・Dクラブホームページの母校探訪欄の記事として、ロボティクスデザインセンターと学園歴史館の開設が候補に上り、前者について同センターの副センター長である松井幹事が紹介記事を執筆することになった。
・幹事会議事録等が次の幹事会で承認後にDクラブホームページに掲載されるため、当該幹事会の開催日と掲載日に数か月のギャップを生じていることが議論された。開催日に遡った日付で掲載することも検討したが、掲載日付が古いと読者から新着情報と認識されない恐れもあるため、当面は現行通りとすることになった。
⑤ メールニュースについて(資料4、溝上会長)
・10月25日(土)に開催されるホームカミングデイの案内メールを近日中に配信する。
・このメールに、昨年秋の叙勲で宝中綬章を授与されたD科OBで元愛媛大学教授の宮内先生から頂戴しているご報告を、OB短信として掲載する。編集は面谷幹事が行なう。
・メールニュースの末尾に、メールアドレスを変更した場合の手続きについて記載し、変更手続き忘れを防止する。
⑥ OB交流会の企画(溝上会長)
・第1回幹事会で1月23日(金)に実施することが決定されているOB交流会の詳細を、企画WG(会長、竹内副会長、増田幹事、小田幹事)が10月30日(木)19:00に集まって決定する。決定内容は全幹事へメール配信し、Dクラブホームページに掲載して会員へ告知する。
⑦ 工大校友会との懇談会(溝上会長)
・1月21日に開催される工大校友会と各科同窓会の懇談会には、溝上会長と、神村幹事あるいは小池幹事が出席する。
⑧ 修士学位論文公聴会と卒業研究奨励金(小池幹事)
・例年通り、公聴会に10,000円、奨励金に20,000円を支出する。
⑨ 堀内賞(資料5、小池幹事)
・学科の決める選考規定で1名を選び、「堀内賞」として賞状とともに副賞10,000円を贈る。賞状の文案は小寺学科長が堀内相談役と相談して決める。
・選考規定は、3月6日開催の第3回幹事会で、小寺学科長が報告する。
⑩ その他
・第1回幹事会で了承されたDクラブ公印を購入し、現在は会計担当の松井幹事が保管。(小池幹事)
・9月24日の第1回から12月16日の第5回の予定で公開講座として開催するOITテクノフロンティアの案内があり、参加の呼びかけがなされた。(松井幹事、矢野幹事)
・第1回幹事会で案内があったキャリアデザインⅡのOB講師はまだ決まっていないが、当該科目担当の藤村幹事に選出を一任した。(小池幹事)
・10月25日(土)に開催のホームカミングデイにはふるって参加してほしい。(溝上会長)
・11月1~3日に就職フェスティバルが開催される予定である。(堀内相談役)。なお,来年度の就職は,3月1日が説明会解禁,8月1日が採用試験解禁である。
・卒業生に対するOB終身会費@2,000円の徴収は例年通りに行う。(小池幹事)
・D科ホームページならびにメールニュースのアップロードは学内幹事が担当する(確認事項)
⑪ 次回幹事会(溝上会長)
・本年度第3回幹事会は予定どおり3月6日19:00から学科会議室にて開催する。
以上
2014年度 卒業研究審査会のご案内
電子情報通信工学科では、2014年度の卒業研究審査報告会を開催いたします。ご興味のある方は是非ご参加の上、ご質疑ご討論にお加わり下さい。審査報告会は以下の5つのグループに分かれて行われます。
日時:2014年2月12日(木)13:00~17:00
場所:うめきたナレッジセンターセミナー室
光エレクトロニクス研究室、レーザー研究室、材料プロセス研究室
日時:2014年2月14日(土)13:00~17:30
場所:552教室
波動情報システム研究室、ディジタル移動通信研究室、知的ネットワーク研究室
日時:2014年2月14日(土)14:00~18:00
場所:643教室
コンピュータ科学研究室、マルチメディア情報研究室
日時:2014年2月14日(土)14:00~18:00
場所:551教室
半導体デバイス研究室、LSIナノテクノロジー研究室、新機能デバイス研究室
日時:2014年2月14日(土)13:00~17:00
場所:D科大学院講義室
シミュレーション研究室、マルチモーダルデザイン研究室、知的信号処理研究室
聴講を希望される方は、電子情報通信工学科事務室(06-6954-4286)又は各研究室にお問い合わせください(2月12日の光エレクトロニクス研究室、レーザー研究室、材料プロセス研究室の発表は共同研究先との契約等により非公開とします)。
大学院工学研究科 電気電子工学専攻 2014年度修士学位論文公聴会のご案内
電子情報通信工学科の大学院である電気電子工学専攻(電気電子システム工学科との共同運営)では、2014年度の修士学位論文公聴会を下記の様に開催いたします。ご興味のある方は是非ご参加の上、ご質疑ご討論にお加わり下さい。発表する学生は、各人が5分間のショートプレゼンテーション(口頭発表)と90分間のポスタープレゼンテーション(掲示ポスター前での質疑応答)を行います。なお、優秀発表者には表彰を行い、OB会である電子クラブならびに電気クラブからの副賞を授与します。
記
1.日時 2015年2月10日(火)10:30~15:20
2.場所 ショートプレゼンテーションA会場:131教室(10:30~11:45)
ショートプレゼンテーションB会場:132教室(10:30~11:45)
ポスタープレゼンテーション:多目的室(13:00~14:30)
表彰式:多目的室(14:50~15:20)
3.プログラム (個人情報保護のため発表者氏名は記載していません)
OB交流会・賀詞交歓会へのお誘い
2015年1月吉日
OB交流会・賀詞交歓会へのお誘い
会 員 各位
大阪工業大学電子クラブ
会 長 溝上哲也
世話役 増田勝人
新年明けましておめでとうございます。
平素は、電子クラブに対し、ご支援、ご協力を頂き、ありがとうございます。
さて、電子クラブでは、昨年、2年に1回の総会以外で会員相互が集う企画として、業種や世代を超えて交流するOB交流会・賀詞交歓会を開催し、新しい方を含め、多数の参加を頂きました。そこで、前年度に引き続いて、今年度も下記のとおり会員どなたでも参加でしていただけるOB交流会・賀詞交歓会を開催することになりました。交流会は、昨年と趣向を変え、鍋物を食べながら車座になって、交流を図って頂こうと考えておりますので、昨年参加された方も新たに参加していただける方も、ぜひ、参加をご検討下さい。食事をしながら日頃の仕事等の苦労話、趣味や感動した出来事とか、電子クラブ、学科、大学あるいは学園への希望など、気軽にお話し合いいただければ幸いです。
なお、参加者が景品を持ち寄って、抽選会を行うアトラクションも企画しておりますので、ご提供可能な方は、会社でのノベルティ等景品をご提供していただきたく存じます。
万障お繰り合わせの上、是非ともご参加賜りますよう、お願い申し上げます。
敬 具
記
日 時: 2012年1月23日(金)19時~ ※現地集合でお願いします。
場 所: ちゃんこ料理「志可」堂島店,TEL06-6345-1815
〒530-0003 大阪市北区堂島1-5-17 堂島グランドビルB1
料 理: 特ちゃんこ鍋飲み放題コース(お一人様)
~付出・お造り(2種)・ちゃんこ鍋・ラーメン~
※22種類の海の幸、山の幸をふんだんに盛り込んだ、ヘルシーで、
塩味一本にこだわった「ソップ炊き」は本物のちゃんこ鍋の証です。
会 費: 4500円
対 象: 電子クラブの会員・準会員であれば、どなたでもご参加ください。
申 込: ①FaceBookでの参加表明
②電子メール 世話役 増田宛
2014年度第1回幹事会議事録
1.日 時 2014年4月21日(月) 19:00~20:50
2.場 所 電子情報通信工学科会議室
3.出席者 溝上、竹内、吉田、小寺、寺田、松井、増田、小池、神村、近藤、面谷、小田、大西、福井、
若宮、矢野 (順不同、敬称略)
4.議 事
① 2013年度第3回幹事会(新旧合同幹事会)議事録(資料1、小池幹事)
修正なく承認された。昨年度会計報告とともに、近日中にDクラブホームページに掲載する。
② 電子クラブ2014年度役員・幹事選出(資料2、神村幹事)
修正なく承認された。昨年度第3回幹事会議事録とともに、近日中にDクラブホームページに
掲載する。
③ 2014年度事業計画(資料3、溝上会長)
修士学位論文公聴会の堀内相談役賞授与はD科内の賞として扱い、卒業レセプション時に表彰することとなった。件数ならびに額は堀内相談役と相談して決めることとし、ホームページに掲載する事業計画には記載しない。また、事業計画に記載するメールニュース第6号の発行日付は1月上旬との記載で構わないが、1月23日のOB交流会の案内が早く届いた方が良いので、12月下旬の配信が望ましいとの指摘があった。それ以外は原案どおり承認され、次の点を修正して、昨年度第3回幹事会議事録とともに、近日中にDクラブホームページに掲載する。
修正箇所
「新入生ガイダンス講演(吉田副会長)」→「新入生ガイダンス講演」
メールニュース第4号の発行日を「5月1日」→「5月上旬」
「7月 メールニュース&HP WG会合」を削除(実施するが掲載しない)
メールニュース第5号の発行日を「9月15日」→「9月中旬」
「11月 交流会WG会合」を削除(実施するが掲載しない)
メールニュース第6号の発行日を「1月1日」→「1月上旬」
修士学位論文公聴会の実施日を「2月12日」→「2月10日」とし「及び堀内相談役賞」の部分を削除
④ 電子クラブ総会(資料4、溝上会長)
本年6月21日(土)に開催の工大交友会総会に合わせて電子クラブ総会を実施する。本年度は校友会総会の講演会で堀内相談役が講演されるため、電子クラブ総会での講演会を中止し、電子クラブ総会を校友会講演会(15:15~16:30)と校友会懇親会(17:00~19:00)の間に開催する。実施場所は懇親会場に近い研修センターを第1候補とする。司会は竹内副会長、2011‐2013の会務報告は吉田副会長、会計報告は会計担当幹事と監査担当幹事、2014‐2015の役員・幹事紹介と活動方針・事業計画ならびに予算案は溝上会長が担当する。時間が短いので資料の準備等に万全を期し手際よく実施する必要がある。
⑤ OB交流会(溝上会長)
昨年度から始めたOB交流会(賀詞交換会を兼ねる)を2015年1月23日(金)に実施する。担当者は増田幹事と小田幹事で、前年度に担当した竹内副会長がアドバイスをする。詳細は11月にWGを開いて決定する。
⑥ 2014年度予算案(資料5、溝上会長)
修正なく承認された。昨年度第3回幹事会議事録とともに、近日中にDクラブホームページに掲載する。
⑦ 就職セミナーの協力OB募集(神村幹事、矢野幹事)
D科就職セミナーを第2回幹事会に合わせて9月13日(土)16:00~18:00の予定で実施する。実施方法は、4名程度のOB講師による講演を1時間、グループディスカッションあるいはパネル討論を1時間。講師募集は、例年の文章で締め切りを6月末として、5月上旬にDクラブホームページに掲載する。応募者が不足する場合は7月以降に個別依頼する。
⑧ キャリアデザインⅡのOB講師募集(神村幹事、小池幹事)
後期開講の授業科目「キャリアデザインⅡ」のOB講師(講演1回)を募集するので、適任者がいる場合は藤村幹事へ連絡してほしい。
⑨ メールニュース&ホームページ(溝上会長)
メールニュースの担当者を面谷幹事が務め、本年度事業計画に従って発行する。ホームページの「OB短信」欄に掲載する次回の原稿を吉田副会長が準備する。原稿はまずメールニュースに掲載し、その後にホームページに転載する。メールニュースの発行が5月上旬に迫っているので早急に対応する。
⑩ その他(電子クラブ公印について)(小池幹事)
以前に作った公印(角印)が2年前から行方不明となっており、会計業務に支障がある。公印を新しく購入することが承認され、その運用については会計を担当する学内幹事で相談することになった。
⑪ 次回幹事会(溝上会長)
本年度第2回幹事会は予定どおり9月13日19:00から学科会議室にて開催する。
以上(文責:矢野)
2014年度D科就職セミナーを実施しました(報告)
9月13日(土)の午後,電子情報通信工学科の学部3年生と大学院1年生を対象とした「2014年度D科就職セミナー」がOB会の電子クラブと就職部の共催で実施され,約90名の学生が参加しました。前半の講演会ではOB講師4名から就職に当たっての心構えや企業での業務を中心にお話し戴き,後半のグループディスカションでは各講師の方々から個々の質問に対して具体的にお答えいただきました。これから就職活動を始める学生諸君にとって大変有意義なセミナーとなりました。ご多忙にも拘わらず講師を務めてくださったOBの皆様に心より御礼を申し上げます。
日時 |
2014年9月13日(土)15:30~17:30 |
場所 |
671教室(講演会),671教室と673教室(グループディスカション) |
講師 |
吉田 誠 氏(電子クラブ副会長,1998年D科卒) オンキヨー株式会社,開発技術部 第二開発技術課 主幹技師 辻 久美穂 氏(電子クラブ幹事,2011年ED専攻修士了) オプテックス株式会社,事業統括本部 第1開発部 開発3課 青木 隆裕 氏(電子クラブ幹事,2012年ED専攻修士了) 株式会社メガチップス,第3事業部 第3開発部 田中 誠 氏(2010年D科卒) 富士古河E&C株式会社,関西支社 プラント技術部 第一技術G |
講演会とグループディスカッションの様子
2014年度 電子クラブ総会 議事録
日時:2014年6月21日(土)16時40分~17時
会場:大阪工業大学(大阪市旭区中宮5-16-1、西校地・研修センター2Fセミナー室A)
出席者数:30名、司会:竹内副会長
1. 2012-2013年度会務報告
・吉田副会長から2008-2009年度会計報告ならびに活動報告が行われた。
2. 2012-2013年度決算および監査報告
・松井会計幹事から2012-2013年度会計報告が行われた。
・引き続き、監査担当の寺田幹事から監査報告が行われた。
・その後原案どおり承認された。
3. 2014-2015年度役員・幹事・相談役選出
・溝上会長より役員・幹事・相談役の候補者案が紹介され、原案どおり承認された。
4. 2014年度活動方針および事業計画
・溝上会長より2014年度活動方針が提案され、原案どおり承認された。
・続いて2014年度事業計画が提案され、原案どおり承認された。
5. 2014年度予算案
・吉田副会長から2014年度予算が提案され、原案どおり承認された。
以上
H10年 (1998年)卒のOB短信
H10年卒 吉田誠
私は、本学電子工学科を1998年に卒業後、今年で16年になります。
月日の経つのは早いもので、「もうそんなになるのか」と改めて感じています。
卒業してからは高周波回路、アナログ回路の研究・開発・設計を業としてまさに電子工学が本領発揮できる現場で仕事をしてきました。
大学時代に学んだ事が確かに必要になっているのですが、いかんせんしっかり学んできたつもりが、社会に出てから再び学び直しの感があります。
実際の現場での電子回路の振る舞いの解析は、物理現象の振る舞いを観察する「物理実験」のようで、モノの振る舞いから自身で仮説を立てて、動かしてみて、どういう挙動を返してくるか、この結果に正直に向き合いながら進めています。特に性能を追い込むときには、この時の観察力と考察力が重要になってきます。
また、アンテナやフィルタなどの高周波回路は目に見えるわけではないので、基礎理論として大学時代に学んだ、マクスウェルの方程式のお世話になっています。というと聞こえはいいですが、実はシミュレーターのお世話になっているだけとも言えますが・・・。
しかし、シミュレーターは、なにがしかの結果は出してくれますが、最適な結果を自動で出してはくれません。シミュレーターから、自身が希望する結果が出るように条件を設定してやる必要があります。このような時、マクスウェル方程式から基本的な振る舞いの方向性を理解しておくと、これほど心強い事はありません。
新しいものを開発し作り上げる時、自身が「こうしたい」、「ああしたい」という構想を実現するためには、このようにして物の振る舞いをしっかり理解するところがベースとなり、そこに、自身の思いが重なって作り上げることが出来るのではと、私は考えています。
さて、話は変わりますが、先日、技術士資格の試験を受けやっとのことで合格をいただきました。
技術士という資格は電子工学関係の方には、なじみが少ないかもしれませんが、技術士は科学技術に関する技術的専門知識と高度な応用能力を国によって認められた技術者の称号で、科学技術の応用に携わる技術者にとって最も権威のあるといわれている国家資格です。
国際的にもAPECエンジニア登録制度があり、有能な技術者が国境を越えて技術者資格が相互承認され自由に活動できるようになってきています。
我が電子情報通信工学科でも、技術士に関連してJABEE認定課程が始まろうとしており、これは、大学のカリキュラムの修了が第一次試験の合格と同等であるものとして認められるものですが、その準備が着々と進んでいるようで将来が楽しみです。
技術士に求められるものは課題解決能力です。その意味で、この試験に挑戦することは資格を取ることだけではなく、下記のような一連の流れを身に着けるためにとても役立ったと感じています。
①現状の整理
・・・現状の把握と分類・整理をする。この作業を実行する事で自身の身につく
②課題の抽出
・・・本当は「こうあるべき」なのに、できていない事を抽出する
③急所を見つけ出す
・・・本来実現したかった事を進めようとする時に、妨げになっている急所を見つけ出す
④解決の方向性を決定する
・・・急所を解消するため(方式を変える、発生源をなくす、動作範囲を絞る)等の方向性を示す
⑤多角的な視点で検証したうえでの提案
・・・矛盾や見落としがないかいろいろな目線で検証したうえで、論理的に提案する
さて先日、この技術士の試験を合格したメンバーが集まるレセプションがありましたが、ここでも大阪工業大学の関係者の方にお会いしました。様々な第一線の場所で、大阪工大の関係者にお会いするのはうれしい限りです。
ここで注目したいのは、この技術士においても分野を超えた「横のつながり」を重視していることです。
我が電子クラブも様々な分野で活躍されている先輩方がおられますが、同じ母校という強い「つながり」を皆さんすでに持っておられます。
このつながりを大切にし、お互いが第一線の場で活躍し、自身を磨きつつ、共に刺激しあうことで、少し大げさかも知れませんが互いの技術力の拡大がより勢いを増し、ひいては日本の技術の発展につながると確信しています。
ぜひ、皆さんもこの電子クラブを共に活用し、互いの触発の場として活用されていかれることをお願いします。
(原稿受領:2014年5月1日)
2014年度就職セミナーのご案内
下記要領にて、就職支援行事「2014年度就職セミナー(学部3年生および修士1年生対象)」を開催いたします。D科のOB4名の方々より、最近の採用動向、求める人物像、職務内容から就職活動の心構えなど幅広く講演していただきます。後半はフリーディスカッションの時間なので自由に質問できます。 就職活動をする上で必要な情報がえられますので是非参加してください。
記
日時: 2014年9月13日(土) 15:30~17:30
場所: 671教室(6号館7階)
内容: 講演1時間・質疑応答1時間
(1) 吉田 誠 氏(電子クラブ副会長1998年D科卒)
オンキヨー株式会社,開発技術部 第二開発技術課 主幹技師
(2) 辻 久美穂 氏(電子クラブ幹事2011年ED専攻修士了)
オプテックス株式会社,事業統括本部 第1開発部 開発3課
(3) 青木 隆裕 氏(電子クラブ幹事2012年ED専攻修士了)
株式会社メガチップス,第3事業部 第3開発部
(4) 田中 誠 氏(2010年D科卒)
富士古河E&C株式会社,関西支社 プラント技術部 第一技術G
主催: 電子情報通信工学科・就職部・電子クラブ
担当: D科矢野