大学授業におけるOB講演講実施報告

在学生を対象とした講演会の実施報告について

電子クラブでは,在学生に対する講演会の一環として,電子情報通信工学科開講科目「電子情報通信工学基礎演習Ⅱ」に3名の講師を派遣して講演を行いました.
「電子情報通信工学基礎演習Ⅱ」は1年生を対象とした講義科目で,大学生としての自覚をもった自発的な勉学を促すためのゼミ形式の授業です.昼間部ならびに夜間部の1年生約180名を9名の教員が分担し,1クラス20名程度で実施しています.今年度は月曜日,火曜日,木曜日のそれぞれに3クラスずつ開講されていますので,各曜日に1名計3名の講師を派遣して,それぞれの曜日に開講されている3クラス約60名を対象とした講演計3回を行いました.統一演題は「学生時代のすごし方」ですが,内容は講師をお引き受けいただいた担当者にお任せいたしました.社会の第一線でご活躍のOBご自身の経験を踏まえてお話しいただくことで,低学年の学生に将来の進路を考えるきっかけとするとともに,電子クラブの存在と役割を在学生にアッピールすることを目的としています.

阪口さんの講演を聞く受講生
阪口さんの講演を聞く受講生

 

今年度の講演会は,講師3名を当ホームページで9月に公募して
溝上哲也様 (溝上法律特許事務所) 11月7日(月曜日)ご担当
堀内義章様 (電子クラブ会長) 11月8日(火曜日)ご担当
阪口 明様 (ディジ・テック代表取締役会長) 11月10日(木曜日)ご担当

にご講演をいただきました.公私共にお忙しいところをお引き受けくださったお三方に厚く御礼を申し上げます.

この講演会は3年前から実施しており,毎年の受講生から「工大生としての自覚が出来た」「自分の進路を考えるきっかけになった」「OBの活躍ぶりに驚いた.自分もあんなエンジニアになりたい」といった感想が得られています.
来年度以降も実施を予定していますので,会員の皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます.