学位記授与式と大学院学位記授与式が挙行されました

2011年3月19日(土)10時より,大阪工業大学学位記授与式と大学院学位記授与式が総合体育館で挙行されました.式典が始まる直前に,3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々とそのご遺族に対して深く哀悼の意を表すとともに亡くなられた方々のご冥福をお祈りし全員で黙とうを捧げました.式典では,井上正祟 学長より卒業生へお祝いのお言葉を頂戴し,卒業生達は引き締まった面持ち聞いていました.電子情報通信工学科では87名の卒業生に学士(工学)の学位が,電気電子工学専攻では博士前期課程修了者23名(内当学科出身 10名)に修士(工学)の学位がそれぞれ授与されました.卒業生の皆様には,工大卒業生としての誇りを持って,社会で元気に活躍してくださることをお祈りいたします.

学位記授与式とその後の卒業レセプションの様子
学位記授与式とその後の卒業レセプションの様子

電気電子工学専攻修士論文公聴会を2月12日に開催を掲載しました。

電気電子工学専攻修士論文発表会開催のお知らせ

電子情報通信工学科と電気電子システム工学科では,共通の大学院工学研究科である電気電子工学専攻の修士論文口頭試問を,公聴会の形式で下記のように実施します.どなたでも聴講頂けますので,是非ご参加ください.

日時・場所:2011年2月12日(土)10:00~15:30
ショートプレゼンテーション(10:00~11:30)
エネルギー・機器分野,光・エレクトロニクス分野(1号館3階131教室)
情報・通信・システム分野(1号館3階132教室)
ポスタープレゼンテーション(13:00~15:00)
全分野(1号館2階多目的室)
表 彰 式(15:00~15:30)
全分野(1号館2階多目的室)
内  容
ショートプレゼンテーション
5分/人で口頭発表を行いますが質疑応答はありません
ポスタープレゼンテーション
研究内容を記載したポスターの前で質疑に答えます
表 彰 式
最優秀論文賞、優秀論文賞、努力賞の表彰を行います
OB会(電子クラブ、電気クラブ)から副賞の図書券が授与されます.

2010年度ED専攻修士論文口頭試問・ショートプレゼンテーション・プログラム
Aグループ  エネルギー・光・エレクトロニクス分野 131教室

10:00~10:05 あいさつ・説明 加瀬
座長 長田

講演番号 開始時間 論文題目
A1 10:05 酸化亜鉛系単結晶薄膜の放射線耐性に関する研究
A2 10:10 非線形吸収を利用した光学材料のレーザー損傷耐性の非破壊評価技術に関する研究
A3 10:15 InAs薄膜を用いたテラヘルツ波放射デバイスの開発と放射機構に関する研究
A4 10:20 酸化亜鉛系透明薄膜トランジスタの開発と透明フレキシブルデバイス応用に関する研究
A5 10:25 大気圧放電プラズマを用いた菌液処理
A6 10:30 酸化亜鉛系イオン感応型電界効果トランジスタの作製とバイオセンサ応用に関する研究
A7 10:35 マイクロ波加熱を用いた酸化亜鉛ナノロッドによる高感度グルコースセンサの開発

11:00~11:15 休憩
座長 神村

講演番号 開始時間 論文題目
A8 10:40 InAs系ヘテロ構造を用いたバリスティック整流デバイスの開発
A9 10:45 GDC電解質を用いたSOFCの中温域作動特性
A10 10:50 無機電解質を応用したプロトン伝導型燃料電池の特性評価
A11 10:55 ゾルゲル法により作製した酸化亜鉛系トランジスタの熱処理による特性向上の検討
A12 11:15 高周波スパッタリング法による薄膜SOFCのコンパクトセルスタック特性
A13 11:20 高誘電率ゲート絶縁膜を用いたInAs/AlGaSb系ヘテロ接合電界効果トランジスタのプロセス開発と高性能化
A14 11:25 ゾルゲル法によるベーマイト電解質を応用した単室型燃料電池の開発

Bグループ  機器,情報・通信・システム分野 132教室

10:00~10:05 あいさつ・説明 原嶋
座長 原嶋

講演番号 開始時間 論文題目
B1 10:05 筋駆動二脚歩行ロボットにおける二関節筋収縮の力学的効果
B2 10:10 探索空間の動的生成を行うQ学習の効率化に関する研究
B3 10:15 二本の長周期ファイバグレーティングを縦続接続した帯域阻止フィルタに関する研究
B4 10:20 風力発電用新誘導発電システムによる最大出力制御
B5 10:25 ソフトウェアエージェントによる購入品配送システム
B6 10:30 セッション層の設計に基づいたAjaxによるマルチメディア共有環境
B7 10:35 マルチホップ無線通信実験装置の試作研究
B8 10:40 高度ネットワーク技術による放送・通信サービスエリアの拡張に関する研究
B9 10:45 マルチホップ無線通信における双方向協力伝送方式に関する研究
B10 10:50 レーザープラズマ中の3次元自発磁場解析コードの開発
B11 10:55 数値計算結果の可視化による解析に関する研究

12月1日のOBによる講演会を掲載しました。

2010年12月01日(水)
電子情報通信工学科でOBによる講演会を実施しました

2010年12月1日の5限目に電子情報通信基礎演習 IIを受講している1年生(120名)を対象としてOB講演会を実施しました.電子クラブからの紹介で土肥豊氏(ビー設計 社長,昭和62年D科卒)にご講演いただきました.講演題目は「HDLによる簡単な論理設計の実際例」で,ハードウェア記述言語を用いた最先端の論理設計について判りやすくご説明いただきました.1年生にとって少し難しい内容も含まれていましたが,第一線で活躍されているOBの生の声を聞くことができ,回路設計の難しさや面白みについて触れることができたと思います.今後も,電子クラブは在学生の皆さんを支援していきます.

電子情報通信工学科OB講演会

電子情報通信工学科OB講演会

9月11日 就職セミナーを実施しました

電子情報通信工学科就職セミナー実施報告

学部3年生と大学院1年生を対象にした「就職セミナー」が,電子情報通信工学科のOB会である電子クラブと就職部と共催で,9月11日(土)に開催されました.セミナーは「講演会」と「パネルディスカッション」で構成され,就職担当である周先生の司会による講演会ではOB講師4名から就職に当たっての心構えを中心にお話し戴き,その後,2班に分かれてのパネルディスカッションでは講師の方々から個々の質問に具体的にお答えいただきました.約120名の学生が参加し盛大な会となりました.

日時 2010年9月11日(土)16:00~18:00
場所 551教室(講演会),551教室と552教室(パネルディスカッション)
講師 竹内 壽男 様(株式会社CSKアドミニストレーションサービス,電子クラブ幹事)
人事サービス部担当者の立場から,(1)不況下で社会に出るということ,(2)採用時に企業が期待する学生像,(3)就職活動のスタートにあたり田中 健一 様(株式会社堀場製作所)
技術営業担当者の立場から,就職活動を始める皆さんへのメッセージ

増田 勝人 様(株式会社@ソリューション)
ベンチャー起業者の立場から,将来から俯瞰逆算したキャリアプラン

堀内 義章 様(HORI Technology Office,電子クラブ相談役,工大校友会事業部長)
定年退職後も産業界で活躍されている立場から,これからの世界とキーワード(世界経済の動き,就職に関する最近の企業の動き,企業に求められる人材,今後の社会)

夫々の立場でご活躍のOBの方から後輩達への愛情と熱意のこもった貴重なアドバイスを頂戴しました.これから就職活動を始める学生達にとって,就職活動の意識が高まったことと思います.講師を務めてくださった皆様に厚く御礼を申し上げますとともに,学生諸君がこれからの人生を考える上で今回のセミナーが役立つことを期待しています.

2010年度就職担当 周 虹
電子クラブ庶務担当 藤村真生,小池一歩

講演会の様子

相談会の様子

2010年度電子クラブ総会案内

2010年5月20日

電子クラブ会員 各位

電子クラブ定例総会のご案内

拝啓、貴下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
また、平素は電子クラブの運営にご協力・ご支援賜り、誠にありがとうございます。
さて、電子クラブでは下記のとおり、定例総会を大阪工業大学校友会総会に合わせて同時開催いたしますので、皆様お誘い合わせのうえ、ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。

敬具

日時:2010年6月12日(土)11:30~13:30
場所:大阪工業大学 大宮キャンパス 10号館4階1041教室

プログラム詳細
1. 電子クラブ総会 11:30 – 12:00
2. 懇談・食事会 12:10 – 13:00
3. MONOLAB見学会 13:00 – 13:30

  • 電子クラブの総会・懇談会・食事会・見学会の参加費は無料です.公共交通機関を利用して直接,会場へお越しください.
  • 校友会総会(14:00)講演会(14:40)の会場は,1号館2階の「多目的室」です.「多目的室」前の廊下で13:00~15:00に受付を行っています.懇親会(16:50,西学舎5F会議室D)にご参加の方は,受付時に会費5千円をお支払い下さい.見学終了後、14:00までに校友会総会・講演会・懇親会の受付をお済ませ下さい.
  • すでに工大校友会総会および電子クラブ総会案内の往信はがきが届いている場合は,そちらに記入の上,5月26日(水)学園校友会事務局必着で返送願います.校友会からはがきが届いていない方は,申し訳ございませんが,5月26日までにお名前,ご住所,卒業年度を明記の上,「電子クラブ総会」および「工大校友会総会・講演会」,「工大校友会懇親会」の出欠を電子クラブ庶務担当の藤村と小池(fujimura@elc.oit.ac.jp, koike@elc.oit.ac.jp)宛に電子メールでご連絡ください.

校友会総会について詳しくはこちらのサイトを御覧下さい。

2010年度入学宣誓式が挙行されました。

2010年4月3日(土) 入学宣誓式を挙行

好天に恵まれた4月3日(土)の11時より、2010年度大阪工業大学入学宣誓式が総合体育館にて挙行されました。

電子情報通信工学科に入学した学生は109名、大学院電気電子工学専攻に入学した学生は25名でした。

午後には保護者の方々を対象とした学科説明会と研究室の見学会も開催されました。

なお、本年度の新入学生ガイダンスは4月2日(金)から開始され、3日の入学宣誓式を挟んだ4月5日(月)まで、3日間をかけて行われます。

初日午後に行われた学科ガイダンスでは、学科長による学科紹介とともに、電子クラブを代表して溝上会長から新入生に対する祝辞と電子クラブの紹介をいただきました。

4月6日(火)からは、通常通りの時間割で前期授業が始まります。

入学宣誓式の様子
入学宣誓式の様子
新入学生のガイダンスの様子
新入学生のガイダンスの様子

2009年度学位記授与式の報告

3月20日(土)卒業式

大阪工業大学の学部学位授与式と大学院学位授与式が午前10時より総合体育館にて挙行されました。2009年度の学部・電子情報通信工学科卒業生数は100名、大学院・電気電子工学専攻のうち当科教員が研究指導を担当した博士前期課程修了者数は15名でした。引き続き午後1時より、当学科の卒業レセプションが6号館3階レストランにて開催されました。レセプションには井上学長、川田工学部長をはじめ、校友会から北条先生、電子クラブから溝上副会長がご出席くださり、卒業生へ暖かいお祝いのお言葉を頂戴いたしました。お天気にも恵まれ、卒業レセプションでは晴れやかな笑顔がいっぱいでした。卒業生の皆様には、大学で学んだことを生かして社会でご活躍されること祈念し、また、電子クラブの正会員としての積極的なご活動を期待いたします。

学位授与式の様子
学位授与式の様子
乾杯の音頭をとられる川田工学部長
乾杯の音頭をとられる川田工学部長

2009年度修士学位論文公聴会の実施報告

去る2月12日(金),工学研究科電気電子工学専攻の修士学位論文公聴会が開催されました.例年のように,午前中にショートプレゼンテーション(パワーポイントを用いた一人5分間の口頭発表),午後はポスター展示(各自の研究内容を記載したポスターの前での質疑応答,口頭試問)という形式で行なわれました.何れの会場でも,審査を担当する電気電子工学専攻の全教員をはじめ,大学院1年生や学部学生多数の聴講者を前に,合計30名の修士候補学生が熱のこもった発表を行いました.

発表者全員が,晴れて修士(工学)の審査に合格しました.また,各発表に対する採点の結果,それぞれの分野で優秀な発表が選ばれ表彰されました.受賞者には,副賞として,OB会の電子クラブ・電気クラブから図書券が贈られました.

ショートプレゼンテーション(口頭発表)
ショートプレゼンテーション(口頭発表)
ポスタープレゼンテーション
ポスタープレゼンテーション
発表者後の記念写真
発表者後の記念写真

電気電子工学専攻修士論文公聴会を2月12日に開催

電気電子工学専攻修士論文発表会開催のお知らせ

電子情報通信工学科と電気電子システム工学科では,共通の大学院工学研究科である電気電子工学専攻の修士論文口頭試問を,公聴会の形式で下記のように実施します.どなたでも聴講頂けますので,是非ご参加ください.

日時・場所:2010年2月12日(金)10:00~16:10
ショートプレゼンテーション(10:00~12:10)
エネルギー・機器分野,光・エレクトロニクス分野(1号館3階131教室)
情報・通信・システム分野(1号館3階132教室)
ポスタープレゼンテーション(13:30~15:30)
全分野(1号館2階多目的室)
表 彰 式(15:50~16:10)
全分野(1号館2階多目的室)
内  容
ショートプレゼンテーション
5分/人で口頭発表を行いますが質疑応答はありません
ポスタープレゼンテーション
研究内容を記載したポスターの前で質疑に答えます
表 彰 式
最優秀論文賞、優秀論文賞、努力賞の表彰を行います
OB会(電子クラブ、電気クラブ)から副賞の図書券が授与されます.

2009年度ED専攻修士論文口頭試問・ショートプレゼンテーション・プログラム
Aグループ  エネルギー・光・エレクトロニクス分野 131教室

10:00~10:05 あいさつ・説明 安川

 

座長 小寺

講演番号 開始時間 論文題目
A1 10:05 電子ビーム照射によるレジスト形状変化の解析
A2 10:10 細胞膜電位の計測とディジタル通信線路への応用
A3 10:15 高周波マグネトロンスパッタリング法による薄膜セル作製に関する研究
A4 10:20 InAs薄膜からのTHz放射機構に関する研究
A5 10:25 外部検出方式光増幅型共焦点光学系に関する研究
A6 10:30 大気圧放電を用いた液中殺菌に関する研究
A7 10:35 酸化亜鉛単結晶膜の分子線エピタキシャル成長と分極状態の解析
A8 10:40 低屈折率固体媒質装荷による長周期ファイバグレーティングの波長チューニングに関する研究
A9 10:45 複合蒸着を用いた高レーザー耐力光学薄膜の応力制御に関する研究
A10 10:50 SnTe/PbTe/CdTe量子井戸の分子線エピタキシャル成長と発光特性に関する研究
A11 10:55 走査電子顕微鏡試料室内における試料表面の電位分布測定

 

11:00~11:15 休憩

 

座長 吉村

講演番号 開始時間 論文題目
A12 11:15 高誘電率酸化物薄膜を用いたInAs/AlGaSb系高電子移動度トランジスタのプロセス開発
A13 11:20 光学材料のレーザー損傷の高精度計測に関する研究
A14 11:25 酸化亜鉛系薄膜のスパッタリング成膜と透明トランジスターへの応用
A15 11:30 水上放電プラズマを用いた難分解性有機化合物の分解
A16 11:35 アルミナ膜を応用したプロトン伝導形燃料電池の特性評価
A17 11:40 バイオセンサー応用に向けた酸化亜鉛系電界効果トランジスターの開発
A18 11:45 ZnO系FETの実用化に向けたプロセスおよびデバイス構造の検討
A19 11:50 ECR-MBE法によるSi(111)基板上InGaNの結晶成長
A20 11:55 フレキシブル基板上への酸化亜鉛系透明薄膜トランジスタの開発と高性能化に関する研究
A21 12:00 プロトン伝導性電解質を用いた低温作動単室型燃料電池に関する研究
A22 12:05 セルロース系液晶の選択反射に及ぼす添加物イオンの影響

Bグループ  機器,情報・通信・システム分野 132教室

10:00~10:05 あいさつ・説明 加瀬

 

座長 加瀬

講演番号 開始時間 論文題目
B1 10:05 マルチホップ無線通信における適応協力通信方式に関する研究
B2 10:10 二周波数重畳電源駆動時のリニア誘導モータの吸引力・推進力同時制御系設計
B3 10:15 Particle Swarm Optimization を用いた組合せ最適化問題の解法に関する研究
B4 10:20 CPGモデルを用いたヘビ型ロボットの適応走行制御
B5 10:25 リアルタイム等距離射影変換のためのフラグメント精緻化
B6 10:30 風力発電用新誘導発電システムの変換器特性解析
B7 10:35 多相クロック割当てを伴った力学モデルに基づく配置手法
B8 10:40 交通渋滞解消のための遺伝的アルゴリズムを用いた経路選択手法に関する研究
B9 10:45 ディジタルデバイド解消のための放送・通信融合サービス提供技術の研究開発

1年生のロボット作製実習に電子クラブから賞金

2010年1月7日

1年生の科目である電子情報通信基礎演習IIbで,ジャパンロボテック社製のロボデザイナーを用いたセンサーロボットの作製を行いました.

この科目は殆どの1年生が受講しており,1クラス20名強の少人数教育を行っています.センサーロボットの作製は2人1チームで7週間(毎週1コマ90分×7回)かけて行い,最後の週に2種類のコースを用いてタイムトライアルを競いました.

ロボットはギヤ比を調節できるモーター2個,接触センサー2個,赤外光センサー2個を備えており,マイコンにプログラムを書き込むことで様々な命令を与えることができます.学生たちは試行錯誤しながら,障害物を素早く避けて進むロボットを楽しく作製しました.これを機会に組み込みソフトの役割を理解し,今後の勉学に興味をもって取り組むことを期待しています.

各クラスの優勝および準優勝の計10チームには,学科からの表彰状とともに,副賞として電子クラブから図書カード(優勝1,000円,準優勝500円)を贈呈しました.ホームページをお借りして,ご報告とともに,経費ご援助の御礼を申し上げます.

電子情報通信工学科担当教員一同
ロボットを製作している風景
ロボットを製作している風景
ロボットを製作している風景
ロボットを製作している風景
タイムトライアルの様子
タイムトライアルの様子
優勝チーム
優勝チーム